出汁と具材にこだわる、ヴィーガン対応のうどんレシピ

公開日: 2021.7.11

更新日: 2022.8.30

豆知識

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小麦が原料のうどんはヴィーガンのOK食材。ですが、外食でうどんを食べるとなると出汁や具に動物性の食材が使われていることが多く、なかなか食べることができない料理です。今回は、自宅でめいっぱいうどんを楽しむためのヴィーガン対応レシピをご紹介します。

動物性食材不使用!ヴィーガンにおすすめのうどんつゆレシピ

市販されているうどんつゆの多くは煮干しや鰹節といった動物性の出汁が使われているため、ヴィーガン食としては使うことができないものがほとんどです。ヴィーガン対応の麺つゆなども売られていますが、今回はぜひ手づくりのうどんつゆにトライしてみましょう。 ・お好きな出汁でチャレンジ!基本のヴィーガンうどんつゆ うどんつゆの味の決め手となるのはずばり出汁。ヴィーガンで出汁といえば昆布が定番ですが、昆布以外にも乾燥しいたけや煎った大豆、野菜くずなどを使ってもおいしく旨味たっぷりの出汁をとることができます。
出汁はさまざまな料理に使えるので、たっぷりと2リットルほど用意するのがベター。二リットルの水に対し、昆布であれば80g、乾燥しいたけは150g程度用意するのがおすすめです。一晩ほどじっくり水に漬けたあと、弱火で20分ほど火にかけてアクをとり、濾したらシンプルなヴィーガン出汁の完成です。 このヴィーガン出汁に醤油、黒糖やてんさい糖、きび糖などコクのある未精製の砂糖で味を調整すればヴィーガンうどんつゆの完成です。味がぼやける場合は少量の塩を加えると味の輪郭がくっきりとします。 ・ヴィーガン出汁の味噌煮込みうどんアレンジもおすすめ ヴィーガン出汁をベースに、赤味噌と砂糖で調味すれば味噌煮込みうどん風にもアレンジできます。味を確認しながらお好みの味付けを探り、自分好みの味を探してみてくださいね。
・出汁いらずだから作りやすい。アレンジうどん 出汁をとるのが面倒…という人は、豆乳や味噌、醤油で味を調整したヴィーガン豆乳味噌うどんはいかがでしょう。1人前に対し200mlほどの豆乳に、味噌と醤油、お好みで少量の塩やラー油を加えて完成です。炒めた野菜や辛めに味をつけた大豆ミートなどと合わせれば担々うどん風に。がっつり食べたい日にぴったりの一品です。 ・ヴィーガンうどんにおすすめのトッピングは? うどんはやっぱりバリエーション豊かなトッピングと一緒に楽しみたいもの。では、ヴィーガンうどんにはどんなトッピングが合うでしょうか。
動物性食材を使わなければなんでもOKなので、油揚げを甘辛く似たきつねも、とろろや野菜も思う存分楽しむことができます。天ぷらも、衣に卵を作らなければヴィーガンOK。卵を使わない場合、小麦粉に水を加えた衣に氷と少量のお酢を加えることでサクサクに揚げることができるので、ぜひトライしてみてくださいね。

手づくりうどんにチャレンジするなら麺にこだわるのもおすすめ

うどんは基本的にどれもヴィーガンOKですが、せっかく手づくりうどんにチャレンジするなら麺にこだわってみるのもおすすめ。「玄の舞めん」は動物性食品不使用&グルテンフリーが人気の麺。玄米や米、枝豆、大豆を主原料に作られているので、小麦よりもカロリーが低く腹持ちがよいのが特徴です。もちもち食感の麺は、うどんつゆはもちろん、パスタソースなどあらゆるジャンルの麺料理として楽しめます。

ヴィーガン対応のうどんレシピまとめ

市販のうどんつゆが使えなくても、ヴィーガン対応のうどんを作ることは難しくありません。旨味たっぷりのヴィーガン出汁でつくった自家製のうどんだしは格別ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

VEGAN’S LIFE編集部

編集部スタッフ

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学生時代から世界中を旅する中で出会ったヴィーガンライフ。健康のために、ヴィーガン食を取り入れています。 ヴィーガン検定1級/発酵食品マイスター

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