世界各国のヴィーガン認証マーク
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ヴィーガン男子のYuma です。
今回は、ヴィーガン認証マークの種類や特徴についてご紹介します。
ヴィーガン認証マークとは
認証マークには多くの場合「Certified by ○○」という記載があります。○○の中には、実際にその商品がヴィーガンに対応したものであるかどうかの審査を行った機関の名前が入ります。
「Certified」は「Certify」という動詞が元で、「証明する、認証する、保証する」というような意味があります。つまり認証マークは「この商品は、○○がヴィーガン対応であることを認証しました」という判が押されている形になります。
過去の記事でご紹介した通り、ヴィーガンはベジタリアンの中の一種で、その他のベジタリアンも多岐にわたる種類があり、それぞれに特徴をもっているものです。
さらに、こちらの記事でもご紹介しましたが、ヴィーガンが摂取するもの、しないものには判別の難しいものがあります。素材の原料について、自分自身で判断したり、販売会社や製造会社に問い合わせをしたりを毎回繰り返すのは大変だと思います。
そんな時に、第三者機関が事前に商品について精査をし、基準をクリアしたヴィーガン商品にのみ「認証マーク」を付帯することで、消費者はそのラベルを見ればすぐにその商品が「ヴィーガン対応」であると分かる仕組み、それが「ヴィーガン認証マーク」です。
現存するヴィーガン認証マークについて
JAPAN VEGANCERT SOCIETY
日本ヴィーガン協会
2020年に設立し、日本ヴィーガン協会の下部組織ヴィーガン認証協会が認証機関になります。現在は、300店舗以上のレストランに採用されており、商品用とレストラン用に認証マークがあります。マークについては、カフェ・広告および各種食品分野で日本国内においての商標権登録済です。
国:日本
設立:2020年
認証機関:日本ヴィーガン協会
https://vegancert.or.jp/
NPO法人ベジプロジェクトジャパン
NPO法人ベジプロジェクトジャパン
国:日本 設立:2016年 認証機関:ベジプロジェクトジャパン
https://vegeproject.org/
The Vegan Society(ヴィーガンソサイエティ)
theoriginalvegansociety
国:イギリス 設立:1944年 認証機関:ベジタリアン協会
https://www.vegansociety.com/
V-Label(ブイ-ラベル)
V-Label
国:スイス 設立:1996年 認証機関:EVU(ヨーロッパベジタリアン連合)
https://www.v-label.eu/en
Vegecert(ベジサート)
Vegecert
国:カナダ 設立:不明 認証機関:VEGECERT/トロントベジタリアン協会
https://vegecert.com/
Bioagricert(バイオアグリサート)
Bioagricert
国:イタリア 設立:1984年 認証機関:イタリア農林政治省(Mipaaft)Bioagricert Srl
https://www.bioagricert.org/en/
NZ Vegetarian Society(ニュージーランドベジアリアンソサイエティ)
NZ Vegetarian Society
国:ニュージーランド 設立:1943年 認証機関:ニュージーランドソサエティ
https://www.vegetarian.org.nz/
한국비건인증원(ヴィーガン韓国)
한국비건인증원(ヴィーガン韓国)
国:韓国 設立:不明 認証機関:韓国ビーガン認証院
http://vegan-korea.com/
VEGANOK(ヴィーガンオーケー)
VEGANOK
国:イタリア 設立:1999年 認証機関:VeganOK
https://www.veganok.com/
EVE VEGAN(イブヴィーガン)
EVE VEGAN
国:フランス 設立:2016年 認証機関:Vegan France association(VFI)
https://www.certification-vegan.org/
Vegan Australia(ヴィーガンオーストラリア)
Vegan Australia
国:オーストラリア 設立:2014年 認証機関:Vegan Australia
https://www.veganaustralia.org.au/
Vegan Action (ヴィーガンアクション)
Vegan Action
国:アメリカ 設立:1995年 認証機関:Vegan Action
https://vegan.org/
ヴィーガン認証マークの注意点
ここまでご紹介してきた通り、ヴィーガン認証マークは非営利団体など民間の団体によって精査されている場合が多く、例えば「動物実験の有無」を審査内容に加えるかどうかは団体によってバラつきがあります。
「動物性原料不使用」はヴィーガン認証の最低条件として掲げられているはずですが、そこから先のコンタミネーションなどについて厳格な基準を求める方は、先に認証機関の審査基準や審査内容を確認されることをお勧めします。
【まとめ】世界各国のヴィーガン認証マーク
今回は世界各国のヴィーガン認証マークについてご紹介しました。
日本のスーパーではまだまだ目にする機会はめったにないマークだと思いますが、
2016年から遂に日本にも国産の認証マークができ、徐々に広がりを見せていることは間違いないと思います。
自然食品店では比較的マークのついている商品を見つけやすいと思いますので、
日々のお買い物の参考にしてみてはいかがでしょうか。