17種類！ 東京ディズニーリゾートのプラントベースメニューとは？

一年で一番パークがきらめく季節！このシーズンに一度は行ってみたい東京ディズニーリゾート（以降TDR）。
パークでのお楽しみのひとつでもあるフード。せっかくパークに行ったのなら、フードも思いっきりたのしみたい！そんな願いを叶えてくれる・・・TDRにも実はプラントベースメニューがあるのはご存じでしょうか？
ワンハンドフードメニューからコースメニューまで現在17種類のメニューが用意されているのです。

TDRのプラントベースメニューとは？

2024年11月に既存のベジタリアンメニューを改変させて登場したというプラントベースメニュー。
TDRでのプラントベースメニューとは、植物性食材を主とし原材料に肉類、魚介類、卵、乳、はちみつ、ゼラチンを使用していないメニューとしています。

＊植物性食材100%使用を保証するものではありません。
＊店舗では動物性食材を含むメニューを調理しており、調理器具や揚げ油などを共有している場合がありますとの注意書きもあります。

ーーー登場した理由は？

「より多くのゲストに美味しいメニューを楽しんでいただきたいという思いが起点です。インバウンドゲストも増加し、多様な食のニーズに応える必要性が高まりました。一般的なプラントベースメニューは、時と場合によっては選びにくい場合もあるのが実情です。美味しいプラントベースメニューを拡充することで、より幅広いゲストに選んでいただける可能性が広がると考えました」（フード開発担当）。

ーーーパークならではのプラントベースメニューの特徴は？

「 幅広いゲストに楽しんでいただけること、満足度の高い食べ応えのある料理を提供すること、プラントベース特有の味や香りを気にならないよう調整すること、一般メニューと同様に味わいやボリュームにこだわること、これらの工夫により、プラントベースを好む方もそうでない方も、皆さんが楽しめるメニュー作りを心がけています」（フード開発担当）。

細かな気遣いも加味されたメニューたち、期待が持てそうですよね。
この後はお待ちかねメニューの紹介です。

 TDLでは8店舗7メニュー、TDSでは9店舗10メニューを提供！

まずはランチにおすすめのメニューをご紹介。
東京ディズニーランド（以下TDL）のクリッターカントリーにある「グランマ・サラのキッチン」、クリッターで一番の料理上手のジャコウネズミのサラおばあちゃんのレストランです。小動物たちの洞穴に入り込んだような可愛いお店。
メインと野菜、フレンチフライポテト、ベジタブルソースがワンプレートになった嬉しいメニューです。
すぐ横に「スプラッシュ・マウンテン」のボートが通るテラス席がおすすめです。

東京ディズニーシー（以下TDS）のランチメニューのおすすめは・・・
ジャングルの中に迷い込んだようなロストリバーデルタにある「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」。
ここは古代遺跡を調査発掘する考古学者たちへ提供する料理を出していたお店、入口には発掘跡の様子が再現されていたり店内にも発掘用の道具などが飾られていて、ちょっと冒険家になったような気分になれるお店です。
こちらのメニューはボウルに入ったいわゆる丼系がメインです。具材たっぷりの丼系・・・プラントベースメニューがあるとは驚きですね。

プラントベースメニューのコース料理もあった！

ゆっくりとお食事を楽しみたい人向けにおすすめなのが、コース料理。
まずはTDLの「ブルーバイユー・レストラン」。アトラクション「カリブの海賊」からも見える入り江に面したレストラン。19世紀なかばのアメリカ南部が再現されたお店です。コース料理を楽しめる優雅なレストランですが、こちらにもプラントベースメニューがあるんです。
前菜はアスパラガスと雑穀のサラダ、メインはペンネのトマトソースと温野菜、米粉のパンにデザートはマチェドニアというフレンチスタイルのコースとなっています。

TDSのメディテレーニアンハーバーにある「マゼランズ」。
ワインセラーもある本格的なレストラン。こちらもコース料理がメインとなっていますが、筆者のおすすめはお子様のコース料理デビューの場にぴったりということ。初めてのコース料理を体験させるのにはかなりドキドキしてしまいますが、こちらではお子様への対応もとても気持ちよくマナーを覚えるには最適だと思っています。ぜひそのような使い方をしてみても！

さて本題に戻して・・・こちらのプラントベースメニューのコース料理は雑穀とベジタブルのサラダ、シャルドネヴィネガーのフォームから始まり、ココナッツとバジル香る豆乳パンプキンスープに野菜と豆のポーピエット、トマトソースがメインに米粉のパンとデザートは米粉のガトーショコラ、ラズベリーソルベという組み立て。こちらではソムリエおすすめのペアリングワインセット（￥5,000）や多種のワインも用意されているので、記念日などに利用してみても思い出になりますね。

新エリア「ファンタジースプリングス」にもプラントベースメニューが！

昨年6月にオープンしたTDSの新エリア「ファンタジースプリングス」にある「スナグリーダックリング」。
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」に登場する荒くれ者たちの酒場をテーマにしたお店です。店内には映画に登場したシーンを再現したものや、映画に出てきた小道具たちが飾られていたり、それを見るだけでも楽しいお店なんですよ。
こちらではプラントベースメニューのハンバーガーをいただけます。かわいい黄色のバンズが特徴的なバーガーで、使っている食材はプラントベースイエローバンズ、ムラサキキャベツマリネ、エンドウマメパティ、ローストアーモンド、トマト。時期にもよりますが、開園時間から割合と早くからオープンしているので朝食にもぴったりですよね。

パークにはいろいろなスタイルのプラントベースメニューがあるので安心して遊びに行けますよね。
公式HPのレストラン一覧に「プラントベースメニューあり」という項目があるのでそちらで検索すると今回ご紹介したメニュー以外のものが見られます。ぜひチェックを！
ⓒDisney

パークのプラントベースメニューは植物性食材を主とし、原材料に肉類、魚介類、卵、乳、はちみつ、ゼラチンを使用していないメニューです。
※植物性食材100％を保証するものではありません。
※店舗では動物性食材を含むメニューを調整しており、調理器具や揚げ油などを共有している場合があります。
対象メニューには、ロゴマークを表示しています。