週末ヴィーガン・デーの最後に。ぐっすり眠るための睡眠前ヨガ
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カラダをゆっくりと伸ばす動きを取り入れることで、カラダと心をリラックス状態へ導き、より深い眠りへと誘ってくれるおやすみ前のヨガ。週末ヴィーガンとして自分とじっくり向き合った日、おやすみ前のリラックスタイムにヨガはいかがでしょうか。
睡眠の質を高めて朝までぐっすり。寝る前にヨガを行うメリットは?
カラダが消化しにくい肉類を摂取しないヴィーガンは、消化にかかるエネルギーを抑えられるため、平均的に睡眠時間が短いと言われています。ですが、短時間睡眠で生活が成り立ってしまうヴィーガンとはいえ、大切なのは睡眠の質。なかなか眠りにつけず、ついスマートフォンを操作しながら寝落ちしてしまったり、考えごとをしてしまったり…。寝つきが悪く眠りが浅いと、どれだけ睡眠時間を確保していても、前日の疲れを次の日に持ち越してしまう結果になりかねません。 そこでトライしたいのが、寝つきやすくすることで睡眠の質をアップする「睡眠前ヨガ」です。睡眠前におこなうヨガにはどのようなメリットがあるのでしょうか。 ・ヨガの瞑想効果で心をリラックスモードにスイッチ ヨガといってもその種類や効果はさまざま。眠る前に実践するヨガの場合、カラダの緊張をほぐし、心身ともにリラックスモードへ導いてくれるものを選びます。深く呼吸をすることを意識するため、まるで瞑想のような効果を得られるのがメリットです。 ・一日の疲れやストレスからカラダと心を解放しよう それから、ヨガにはストレッチ効果も。肩や腰をほぐすポーズを取り入れて、日中のデスクワークなどでこり固まったカラダをリフレッシュさせましょう。リラックスして眠ろう。週末ヴィーガン・デーの終わりにトライしたい睡眠前ヨガ
続いて、週末ヴィーガン・デーの締めくくりにトライしたいヨガポーズをピックアップ。夕食や入浴を済ませ、もうベッドに入れる状態で行いましょう。 1.合蹠(がっせき)のポーズまずは骨盤のゆがみを改善する効果があると言われている合蹠(がっせき)のポーズでスタート。
蹠(足の裏)を合わせ、股関節まわりを伸ばすポーズです。
1.床に座った状態でスタート。まずは両脚をそろえて伸ばします。
両ひざを曲げて足の裏を合わせ、それぞれの足の小指が床につくようにしましょう。
2.足の親指をつかみながら、脚全体をカラダに引き寄せ、背筋を伸ばし、股関節を緩めることを意識しながら両ひざを揺らします。
3.大きく息を吸い込みながら背筋を伸ばし、息を吐きながら前屈するように上半身を前に倒します。背筋をのばしたまま倒すのがポイントです。カラダを倒したまま5呼吸ほどキープしましょう。3回ほど繰り返します。
2.ウサギのポーズ
肩こりや眼精疲労の解消に効果があると言われているポーズです。ポーズの難易度は高くありませんが、首に負担がかかりやすいので、注意しながらおこないましょう。
1.正座した状態で床に頭をつけ、手は背中側で組みます。
2.息を大きく吐きながらお尻を引き上げ、手は組んだまま上へ。手がウサギの耳にあたる部分になるよう、しっかりと持ち上げましょう。5呼吸ほどキープし、3回ほど繰り返します。
3.屍(しかばね)のポーズ
ヨガのポーズのラストや、瞑想中に行うことが多い究極のリラックスポーズです。カラダの力を徹底的に抜いて、できればこのまま眠ってしまいましょう。
- 仰向けに寝そべり、背骨を意識して伸ばします。両脚は肩幅程度にひらき、手のひらは上を向けて適度に開きましょう。
- 目を閉じて深呼吸。カラダの力が抜けていくことを意識するのがポイントです。