人気バレエシューズ「レペット」から、ヴィーガンレザー使用の「バレリーナシューズ」ローンチ
公開日: 2022.2.24
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1947年、振付家の息子であるローラン・プティの助言によりローズ・レペットがダンスシューズをデザインしたことから始まったブランド「Repetto(レペット)」。バレーリーナだけでなく、フラットシューズとしてファッショニスタの間でも人気ですね。
画像:公式Instagramより拝借「@repettoparis」
業界全体で未来のファッションのあるべき姿への取り組みが注目されている今、Repetto社はこの取り組みに賛同し、メゾンの伝統的なスティッチ&リターン製法で高品質な合成皮革のバレリーナシューズを展開するそう。
日本においては、2022SSコレクションより、動物性皮革を一切排除した、「ヴィーガンバレリーナシューズ」がローンチ。
画像:PRTimesより Black・Beige 全2色 各29,700円(税込)
Lili (リリ)と名付けられたスタイルは、メゾンを象徴するCendrillon Ballerinas(サンドリオン バレリーナ)を、新しいコンセプトモデルとしてアップデート。3月2日(水)より公式オンラインストアにて先行発売、3月9日(水)より全国のレペットショップにて発売。
素材は、アウトソール(靴の裏側にあるパーツ)で食品産業廃棄物を再利用しているそう。フランス南部の三角州地帯・カマルグで生産された米のもみ殻を取り入れることで、本来のラバーソールに比べゴムの使用量を減らすことが可能に。素材の風合いが生きるソールは、ヴィーガンバレリーナの大きな見どころの一つです。
ファッションムーブメントの世界においても、地球環境に配慮するかたちへとシフトしていくでしょう。このように、国内でも人気のブランドさんから素晴らしい製品価値のあるものが登場することで、一人一人が環境問題に向き合うスタートラインに立つことができると思います。
ヴィーガンレザーを通して、新たな価値観の共有ができることを願っています。
https://www.repetto.jp/