病気になるスピードが早まっている? オーガニック野菜を“処方”する医師に聞く、予防医療という選択
公開日: 2026.2.26
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「きちんと食べているのに疲れが抜けない」
「人間ドックでは異常なし。でも、なんとなく不調が続く」——。
数値に出ない不調。
理由のわからない不安。
その背景に何があるのでしょうか。今、医療のあり方そのものを問い直す動きが広がっています。
心臓血管外科医として西洋医学の最前線に立ち、その後“統合医療”へと舵を切ったのが、森嶌淳友医師です。現在は東京・表参道の表参道ウェルネス統合医療クリニックで院長を務め、量子医学やドイツのバイオレゾナンス(生体共鳴)を取り入れた検査とともに、「野菜を処方する」ウェルネスな治療を実践しています。
&kittoでは今回、「予防医療」という視点から、プラントベースの可能性についてお話を伺いました。
――ここ10年で、患者さんの不調に変化はありますか?
はい、明らかに変化がありますね。統合医療を始めて10年になりますが、とくにコロナ禍以降、不調を訴える方が増えました。
以前からあった体の弱い部分が顕在化したり、アレルギーが悪化したり、がんが再発したりと、「病気になるスピードが早まっている」と感じています。後遺症に悩む方も少なくありません。
もともと持っていたリスクが、何かのきっかけで一気に表面化してしまう。そうしたケースが増えています。
――検査では「異常なし」。なのに不調が続くのはなぜ?

一般的な検査は“数値”を見ますが、私たちはバイオレゾナンスを用いて、臓器や細胞の「質」やエネルギーの状態を見ていきます。
多いのは、解毒がうまくできていないケースです。現代は添加物や農薬、大気汚染など、知らず知らずのうちに有害物質を取り込んでいます。本来、人間には解毒機能が備わっていますが、その処理能力が追いついていないのです。
また、栄養が足りていない“隠れ栄養失調”の状態も非常に多いですね。きちんと食べているつもりでも、細胞レベルで必要な栄養が不足している。細胞が十分に働けていないのです。
私のクリニックでは、不調な臓器の周波数を測定し、必要な治療や栄養素、食材を特定します。
サプリメントや漢方薬、カイロプラクティックなどがあり、ほかにはないユニークな治療が“野菜の処方”です。
――野菜を“処方”するとは、どういうことですか?
2025年から「Organic Farmacy」という取り組みを始め、自然栽培の野菜を治療の一環として処方しています。
体や臓器には固有の周波数があります。不調がある場合、その周波数が乱れています。そこで、バイオレゾナンスを用いて体と共鳴する野菜を測定します。不調の原因が可視化され、必要な栄養素や食材が特定できるので「何を摂ればいいのか」が具体的にわかります。処方された野菜で、エネルギーを整えていくのです。
とくに自然栽培や有機栽培の野菜は、生命力が強く、エネルギーレベルが高いんですね。いい野菜と思って摂っていても、野菜が育つ土が農薬で汚染されていたり、まわりに工場があるとじつは数値ではよくない結果が出ることも。実際に測定すると、市販の加工食品とは大きな差があります。
私は普段から野菜をよく観察しているので、強いエネルギーに溢れている野菜は見ただけでわかります。
食べるもので体はつくられます。だからこそ、「医食同源」を本気で実践する必要があると考えています。
――どのような不調を抱える方に「野菜の処方」は向いていますか?
患者さん全体の約1割が、野菜処方を中心とした治療を受けています。
がんの早期の方や、抗がん剤治療後で体力を回復させたい方などに有効です。部位は関係ありません。ただし、末期の場合は難しいケースもあります。できるだけ早い段階で取り組むことが大切です。
予防医療の本質は、「病気になってから」ではなく、「なる前に整える」ことです。
――プラントベースは医療とどうつながるのでしょうか?
プラントベースの食事は、体への負担が少なく、解毒機能を助け、腸内環境を整えます。結果として炎症を抑え、免疫のバランスを保ちやすくなります。
さらに、環境負荷が少ないという点も重要です。土壌や水が汚染されれば、その影響は巡り巡って私たちの体に戻ってきます。
医療とは、本来「命の循環」を守るものです。体にやさしい食は、地球にもやさしい。環境と健康は切り離せません。
――思考や意識と健康の関係については、どう考えていますか?
意識が変わると、脳内物質も変わります。どんなに体を整えても、思考がネガティブなままでは回復は難しい。
病気の方の中には、自己否定が強い方も少なくありません。「自分の体を信頼する」ことが大切です。
日本では「病院に行けば何とかしてくれる」という意識が強いですが、本来、体の管理は自分自身が主体です。動物は自分で食べるものを選びますよね。人間も本来、体に必要な栄養は何か、選ぶ能力は備わっているのです。体のサインを無視し、他人任せにすることはできません。
プラントベースの食事を続けると、感覚が研ぎ澄まされていきます。何が自分に合うのか、自然とわかるようになるのです。
――身の回りで化学物質を減らす工夫はありますか?
住環境も重要です。シックハウス症候群などを引き起こすVOCなどの化学物質を吸収・中和する素材にシリカライムの壁材があります。私のクリニックでもシリカライムの壁を採用しています。炭を置く、麻素材を使うなど、自然由来のものに置き換える工夫もできますね。
日々の小さな選択が、体の負担を減らします。
――量子医学とは何ですか?
量子とは、物質やエネルギーの最小単位です。私たちの体も量子でできていて、常に振動しています。この振動=周波数が整うと、体は本来の働きを取り戻します。
量子医学では、「病名」ではなく「今の身体の状態」を多角的に見ます。自律神経やエネルギーの低下といった、数値に出にくい負荷も把握できます。
予防とは、「今」を知ることから始まります。
――これからの医療に必要なことは何でしょうか?
これからはコミュニティの時代だと思います。自分たちで野菜を育てたり、自然と触れ合うことなどを通して、愛や調和を育くむことができるのでは。
不調の背景には、「自分への愛が足りない」ことが隠れている場合もあります。最近はさらに、自分だけでなく他者や地球への意識が問われているように感じます。
まずは、感じること。
体の声を聞くこと。
予防医療とは、特別なことではありません。
日々の食事を選び、自分の感覚を取り戻すこと。
&kittoの読者である20〜40代の女性こそ、家族の健康を守るその鍵を握っています。
プラントベースという選択は、未来の医療への投資ともいえます。
不調が出てから慌てるのではなく、「整えておく」という意識へ。
それが、これからの時代の新しい健康観です。

院内やオンラインで購入できるサプリメントは、森嶌院長オリジナルで、受診した患者が購入できます。現代人に必要な解毒には【MEGURU30】という森嶌院長監修・開発の「30日間集中解毒プログラム」があります。
これは体に溜まった有害物質を、30日間3種のサプリとお茶を飲むことで解毒できるメソッド。表参道ウェルネス統合医療クリニック受診の際は、初回にMEGURU30で解毒を行うことを推奨しています。通院のない方でも1年に1回解毒をおすすめしており、こちらは受診がなくても購入可能です。
PROFILE
森嶌淳友(Morishima Atsutomo)

医師。表参道ウェルネス統合医療クリニック院長
• ドイツ式バイオレゾナンスアカデミー主宰
• 日本ホロス臨床統合医療機構代表理事
心臓血管外科医として西洋医学の最前線に立ち、その後、包括的に心身を見る予防医療の重要性を感じ“統合医療”に転身。ドイツ振動医学と最新量子技術を組み合わせたQuantumMedicalScanを軸とした統合医療でウェルネスを提案している。
https://wellness-imclinic.com
https://www.instagram.com/atsutomo_morishima/

