ドイツ生まれ！オールヴィーガンスーパーマーケット「Veganz(ヴェガンツ)」って！？

公開日: 2022.3.30

更新日: 2022.8.30

日本でもヴィーガンという言葉を見たり、聞いたり、少しずつ増えてきたのではないでしょうか。世界的にみると1847年に世界で初めてのベジタリアン協会がイギリスで誕生しました。その後、次の順で欧米諸国にも菜食主義が広がっていきました。・1850年米国・1867年ドイツ・1879年オーストリア・1880年スイス/フランス・1882年ニュージーランド・1886年オーストラリアまた、1944年にイギリス・ロンドンにヴィーガン協会が設立。日本においては、1993年に日本ベジタリアン協会が発足されました。ベジタリアンやヴィーガンの概念が広まるとともに、「環境問題」「健康」「飢餓・食料問題」「動物福祉」のいずれか一つの社会への関心からヴィーガンライフを実践することでループ状に他の課題解決につながるとも言われています。これを「ベジループ」と言います。（「ヴィーガン検定」を運営するVegan検定実行委員会より）ヴィーガン初心者やこれからヴィーガンライフを実践、または飲食・食関連の現場で使用したいと考えている方はぜひヴィーガンやベジタリアンについての基礎知識および特徴を学べる講座「Vegan検定」もぜひチェックしてみてください。

https://vegelifestylist.com/

前置が長くなりましたが、このように世界中でヴィーガンライフについて注目が集まっています。しかし、日本においてはまだまだ利便性を考えると不便と感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、ヴィーガンパラダイスと呼ばれる国「ドイツ」に焦点を当て、中でも2011年にオープンし話題となったヨーロッパ初オールビーガンのスーパーマーケット「Veganz(ヴェガンツ)」について紹介します。

ドイツのヴィーガン事情について

日本貿易振興機構（JETRO）ロンドン事務局の2021年3月に発行されたレポートによると、ドイツでは人口約8300 万人の1.5％（130万人）がヴィーガンであると発表。調査機関は、ドイツヴィーガン協会（Vegane Gesellschaft Deutschland e.V.）が委託したSKOPOS 市場研究所が 2016 年に実施した調査によるもの。その他、2008年に連邦食生活・食品研究所が行った「国民消費調査 II」181では、当時のドイツでのヴィーガン人口は 8 万人未満だったとしている。このような調査では、調査機関や方法等が異なるため同列に調査結果を比較することはできないが、ヴィーガンに対する関心やライフスタイルに取り入れている人が多いのは間違いないだろう。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2021/3e2ee518305df3f0/rp202103vege.pdf

このようなヴィーガン需要の高まりから、ドイツでは地元のパン屋さん、レストラン、カフェとどこに行ってもヴィーガン製品を手にすることができることから、「#ヴィーガンパラダイス」と呼ばれているそうです。

オールビーガンのスーパーマーケット「Veganz(ヴェガンツ)」

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2011年にオープン。ドイツ語でヴィーガンはVegan（ヴェガン）といい、ganzは「全部そろった」という意味で、2つの言葉を併せた造語。お店のコンセプトとして「生活のあらゆるものをヴィーガンで」としているそう。店舗に並ぶものは、ヴィーガンライフを送る方にとてもフレンドリーで、リピーターが絶えないのは、スタッフの方がとっても親切なところにもありそうです。ぜひ、ドイツに行った際には伺っていただきたいですが、ECサイトからまだ日本に未入荷のヴィーガンフレンドリーのアイテムがチェックできるのでぜひご覧ください。