甘酒で作る!ヴィーガンスコーンの作り方
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ヴィーガン男子のyumaです。
今回は甘酒を使ったヴィーガンスコーンの作り方をご紹介します。
スコーンとは
スコットランド発祥の焼き菓子で、正確にはパンの分類に位置するようです。16世紀初頭にはすでに親しまれていたということで、とても歴史あるお菓子だということが伺えますね。ヴィーガンスコーンについて
まず、「スコーン」の醍醐味は小麦を味わうことだと思っています。 グルテンフリーのレシピも多く見受けられますが、一般的なスコーンとグルテンフリーのスコーンで求められる食感や味は別物と考えたほうが良いです。 今回レシピの参考にさせていただいた料理研究家の方は、スコーンのことを「小麦の塊」と表現されていて僕自身も納得しました。ここでご紹介するレシピもまさに小麦の香りと甘みを存分に味わう、そんなスコーンに仕上げています。 また、通常のスコーンは、「無塩バター、牛乳、グラニュー糖」を使用することが一般的ですが、今回はヴィーガンスコーンのため植物性材料のみで作りあげています。ヴィーガンスコーンの材料について
・薄力粉:350g ・ココナッツオイル(微香タイプ):85g ・きび砂糖:50g ・塩:小さじ1/4 ・ベーキングパウダー:大さじ1 ・豆乳:40g ・豆乳ヨーグルト:40g ・リンゴ酢:小さじ1 ・バニラエクストラクト:小さじ1ヴィーガンスコーンの作り方
材料をボウルに全て入れ、ざっくり混ぜ合わせます。
このようにひとまとめにします。(まとまらなければ豆乳を10g足してください)
生地を伸ばしてお好みの形にカットします。円形、四角、三角、何でもOK!
表面に甘酒を塗ります。
200℃に予熱したオーブンで15〜20分焼いて完成です。
焼き上がりがこちら。
ヴィーガンスコーン作り方のポイント
甘酒は焦げやすく、15〜20分の焼き時間には耐えられないので、途中でアルミホイルを被せることをおすすめします。今回は20分焼いて、残り8分の段階(焼き始めから12分後)でアルミホイルを被せました。こちらのスコーンは下半分が途中からアルミホイルを被せて焼いた部分、上半分が最後まで被せずに焼いた部分です。
※こちらの焦げたスコーンも美味しく頂きました。
【まとめ】ヴィーガンスコーンの作り方とこだわりポイント
スコーンのレシピを見ていくと、混ぜて焼いただけのものから手間と時間をかけたものまで様々です。 よく見かける作業としては、 ・切るように混ぜる、粉を擦るように混ぜて生地をそぼろ状にする。 ・生地を伸ばしたら2等分にして重ね、また伸ばして2等分にして重ねる→5回ほど繰り返す。 ・生地を冷蔵庫で休ませる。 などです。 その他のポイントとして、生地をカットしたら断面は触らないというのもありました。そのほうが綺麗に膨らむそうです。結論としては気負わず捏ねて焼いただけのものと、手間を惜しまずに焼いたものの差は見た目の差が一番大きいような気がしました。こちらが先に挙げたポイントを踏襲して作ったスコーンです。真ん中に一本の亀裂が入っており、これを俗に「腹割れスコーン」と言ったりするようです。
この亀裂からスコーンを2つに割ってジャムやクリームを乗せて食べるのが本場イギリス流なのだそう。腹割れスコーンを作りたい場合は、各ポイントをしっかり抑えるのがおすすめです。
しかしスコーンも元を辿れば家庭料理のひとつ。こねてただ焼いただけでも美味しく焼き上がります。今回のレシピも材料さえ揃えば混ぜて焼くだけ!とっても簡単でシンプルなものです。
ヴィーガン初心者の方のスイーツとしてもおすすめのレシピです。