意外と難しくない!ヴィーガンあんこの作り方(炊き方)
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材料
- 大納言小豆
- 250g
- 水(本煮用)
- 750g
- てんさい糖
- 250g
- 塩
- 2つまみ
作り方
小豆を流水で洗い、水気を切ります。
鍋にたっぷりのお湯(分量外)を沸かし、小豆を加えて再度沸騰したら小豆のシワが伸びてふっくらするまで煮ます。
ザルに小豆をあけて煮汁を捨てます。(茹でこぼし)
本煮用の水と小豆を加えた鍋を火にかけ沸騰したら中火〜弱火に落として40分〜1時間ほど煮ます。
芯まで柔らかく煮えたら火をとめて、鍋に蓋をして10分〜30分蒸らします。
蒸らした小豆をザルにあけて水気を切り、鍋に小豆を戻したらてんさい糖を加えて火にかけます。てんさい糖は3回に分けて加えます。
水分が飛ぶまで中火で煮詰めたら火をとめて、塩を加えて混ぜたらバットに移します。
濡れたキッチンペーパーを被せて冷まします。
完成したものがこちら。
ポイント
・小豆は皮が硬く吸水に時間がかかるので、今回は浸水なしで熱湯から煮ました。浸水する場合は18~20時間以上浸けておきます。
・「差し水」や「渋抜き」などの言葉を聞いたことがあると思いますが、今回はこれらの工程を行っていません。
「差し水」は豆の表面と芯との温度差を減らす目的でおこないますが、茹でこぼしをしたあとに水から煮ていけば省略しても問題ないかと思います。余裕のある人は差し水をしていただいても大丈夫です。
「渋抜き」に関しては一度茹で汁を味見してみることをおすすめします。その際に渋みやエグ味を強く感じればやっていただいても大丈夫ですが、おそらく一度茹でこぼしをすれば十分だと思います。
・アクについては、小豆にはサポニンと呼ばれる成分があり体いよい働きをする一方で同じ様に煮汁に溶け出すアク成分として抑制因子と呼ばれるような人間にとって有害となる成分も含まれます。一度に大量に食べるわけではないので今回はアクをとっていませんが、気にされる方は煮ながらその都度すくい取って下さい。
ヴィーガンあんこ作り方(炊き方)
今回は、大粒の小豆で食べごたえがある大納言小豆を使用しましたが普通の小豆でも大丈夫です。
本来小豆を煮るときはもっとたくさんの水を使用し、渋み、アク、澱みを丹念に取り除いて仕上げますが、豆の栄養や風味を損なうことにつながってしまうので、今回は渋抜きやアク取りなどを可能な限り減らして作りました。
不要なものをどの程度まで取り除いて必要なものをどの程度まで残すのかは、お好みに合わせて作ってみてください。