お酒に合う!ヴィーガンおつまみ
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ヴィーガン男子のYumaです。
今回は「豆腐」を使って、お酒によく合う簡単おつまみ(ヴィーガンの方でも安心して食べれる)の作り方を紹介します。
また、作ったおつまみをさらにアレンジし、まったく別のおつまみにするレシピも紹介します。
焼酎や日本酒に合う物からビール、ハイボール、さらにはワインまで、幅広くカバーしていますので、是非最後までお付き合いください。
一品目「厚揚げの山賊焼き」
【材料】
・厚揚げ1P
・刻みネギ(長ネギ、あさつき、なんでも大丈夫です)適量
・炒りごまと黒胡椒 適量
・調味ダレ(醤油、みりんを2:1もしくは3:1)
【作り方】
・熱したフライパンに油を敷かず、中火~強火で厚揚げを焼く
・鍋肌から調味ダレを入れ厚揚げと絡める
・お皿に盛り付けて、刻んだネギと炒りごま、たっぷりの黒胡椒をかけて完成。
【ポイント】
・厚揚げを焼く際の火加減ですが、火が弱すぎると豆腐の水分がどんどん出てきて厚揚げの表面がカリカリになりません。中火〜強火でサッと焼き色を入れましょう。
・調味ダレの割合はおつまみに対して甘みを求めるか否かで決めてください。みりんの量が増えればその分甘みが増します。
・黒胡椒は惜しみなく振ってください。
【こんなお酒にピッタリ】
焼酎にぴったりだと思います。日本酒やビールにも合いそうです。
焦がし醤油とネギの風味に胡麻と黒胡椒の香り、ピリッとしたさわやかな辛みが癖になります。
カリカリの厚揚げとシャキシャキのネギの食感も楽しく箸が止まりません。みりんなしでも美味しいですが、入れると照りが出て豆腐とよく絡まるのでおすすめです。
二品目「ニラ豆腐」
【材料】
・厚揚げ1P
・ニラ1束
・炒りごま適量
・糸唐辛子(無くても可)
・調味料(塩と甘味料と酢を2:1:1、もしあれば粉末の昆布だし1包)
・ごま油(仕上げ用)
【作り方】
・熱したフライパンに油を敷かず、中火~強火で厚揚げを焼く
・刻んだニラにごまと調味料を入れて混ぜ合わせる
・豆腐をお皿に盛り付けて、上にニラのソースをたっぷりかけてごま油を回しかけ、糸唐辛子で飾ったら完成
【ポイント】
・厚揚げを焼く際の火加減ですが、上記同様、火が弱すぎると豆腐の水分がどんどん出てきて厚揚げの表面がカリカリになりません。中火〜強火でサッと焼き色を入れましょう。
・ニラソースは塩の浸透圧で時間がたつにつれてニラからどんどん水分が出てきますので、直前にサッと和えてすぐに盛り付けるか、逆に最初に作っておいて盛り付けの際に余分な水気を切りながら盛り付けると良いと思います。
【こんなお酒にピッタリ】
ビールによく合うと思います。ハイボールや紹興酒も良いかもしれません。今回のレシピは塩味を際立たせながら酸味と甘みもしっかり感じられるような味を目指しました。調味料の割合はお好みで調節してください。
今回は塩を主役にしましたが、醤油やみそで代替していただいても美味しく仕上がると思います。
【アレンジレシピ】揚げ茄子と豆腐の中華みそ炒め
ここからは先に挙げた2つのレシピにアレンジを加えていく応用編です。【材料】
・1品目、2品目で作ったおつまみ(どちらか片方でも可、余った材料を足すのも可)
・お好みの野菜(今回は揚げ茄子と茹でたブロッコリーを用意しました)
・糸唐辛子(無くても可)
・調味料(甜麺醤、酢、醤油または塩)
【作り方】
・フライパンに油を薄く敷いて余った材料やお好みの野菜を入れ、中火で炒める
・火が通ってきたら予め作ったおつまみを入れる
・調味料でお好みの味に調えて完成
【ポイント】
・1品目、2品目で作ったものは火が通っている状態なので、新しく野菜や余った材料を入れる場合はそちらを先に炒めておきます。
・豆腐は他の具材とのバランスを見て一口大にカットしておくと見た目が良く食べやすくなります。
・ヴィーガン仕様の甜麺醤が手に入らなければ、味噌と醤油と甘味料で味を調えていただいても大丈夫です。
・調味料の「酢」はなくても構いません。お酢は「減塩」に一役買ってくれるので、酸味が苦手じゃなければおすすめです。
【こんなお酒にピッタリ】
ハイボール、レモンサワーとよく合うと思います。和風、中華風で仕上げた1品目、2品目のおつまみに、さらに追加の野菜と味付けで甜麺醤を加えることで甘みのある濃厚な旨味を味わえます。ウィスキーの樽の甘み、スモーキーな香りと相性がいいと思います。
逆に辛口のレモンサワーを合わせると、後味スッキリ、くどさがなくなって最後まで新鮮なおいしさを味わえると思います。
【さらにアレンジ】厚揚げのエスニック風炒め
アレンジレシピをさらにアレンジしていきます。【材料】
・「揚げ茄子と豆腐の中華みそ炒め」
・ココナッツミルク
・調味料(塩または醤油)
【作り方】
・「揚げ茄子と豆腐の中華みそ炒め」が入ったフライパンに、ココナッツミルクを加えて火にかけ、お好みで塩や醤油を足して完成
【ポイント】
・今回は一番シンプルに、材料も変えず、ココナッツミルクを足すだけにしましたが、より本格的を目指すのであればもやし、パプリカ、赤玉ねぎなどの野菜を足して、仕上げにパクチーを散らせばよりエスニックな仕上がりになります。
・砕いたピーナッツをトッピングしてカットライムを添えれば完全にエスニック仕様に。
・調味料で、もしお持ちであれば「タマリンドペースト」を足しても美味しいです。
【こんなお酒にピッタリ】
ビールはもちろんのこと、ジンやウォッカ、テキーラベースのカクテルとも相性が良いと思います。白ワインやオレンジワインもよく合いそうです。少し変わった提案としては、「米焼酎のソーダ割り」もおすすめです。米の甘みに炭酸が加わることで何とも言えないフルーティーさが加わり、香り高いエスニック料理と風味のバランスが意外にもよく合います。
【さらにさらにアレンジ】厚揚げの和風ココナッツカレー
2度の変身を遂げたアレンジレシピを最後にもう一度変身させます。【材料】
・「厚揚げのエスニック風炒め」
・カレー粉、またはクミン、ガラムマサラ、ターメリックなどの香辛料
・とろみ付け用の粉(今回は米粉)
【作り方】
・「厚揚げのエスニック風炒め」が入ったフライパンに、カレー粉、またはスパイス数種を足して火にかけ、水で溶いた米粉でとろみをつけたら完成
【ポイント】
・今回はクミン、ガラムマサラ、ターメリック、パプリカパウダーを入れました。オニオンパウダーやガーリックパウダーを入れればより食欲をそそる味になりますが、今回はニラが入っているのでニラの風味を活かす形でシンプルに仕上げました。
スパイスを常備していない方はヴィーガン仕様のカレー粉を使うのが一番簡単だと思いますが、市販のカレー粉には予め小麦粉などが入ってるものもあるので、とろみ付けの粉は様子を見て必要であれば入れてください。
・とろみ付けの粉は米粉に限らず小麦粉、片栗粉、そば粉などなんでも大丈夫です。今回は小さじ2程の米粉を倍量の水で溶かしてとろみをつけました。
【こんなお酒にピッタリ】
焼酎やにごり酒と合うと思います。
カレーと言ってもあくまでおつまみ、カレー炒めといった方が適切かもしれません。さらに味付けは一貫して醤油やみそなど和風な味付け、エスニックな要素も入っていますが少なくとも欧風な仕上がりではありません。
そんな和風おつまみはお燗をした焼酎や日本酒でゆっくり楽しむのがおすすめです。ヴィーガン仕様でしつこさがない分、にごり酒やマッコリなど重めのお酒を合わせても良いと思います。
赤ワインならボディの軽めなものを合わせていただくといいと思います。