2022年上半期 ヴィーガンライフ調査「日常生活で動物性食品を減らす頻度について」
公開日: 2022.6.4
更新日: 2022.8.30
share
VEGANLIFE編集部では、2022年上半期『食生活についての意識調査』を実施しました。

【調査概要】
調査実施時期:2022年5月16日~5月29日
回答者数:265人
手法:インターネット調査
回答者について

回答者の年齢ついて

2022年取り組んでいるご自身の食生活について
自身が取り組んでいる食生活について訪ねたところ、低糖質・糖質制限が全体の23.8%となりました。続いて、無添加・オーガニック18.6%、グルテンフリー11.5%、ヴィーガン8.9%また、週に1回以上、意識的に動物性食品を減らす食生活を送るフレキシタリアンは全体の7.8%、ベジタリアン6.7%となりました。
菜食を取り入れた生活をされている方が、全体の23.4%となり低糖質・糖質制限とほぼ同じくらいいらっしゃることがわかりました。このような『食生活の期間について』伺ったところ次のような回答をいただきました。
ご自身が取り組んでいる食生活の期間について

1年~3年未満が34.6%と最も多く、続いて1年未満29.7%、3~5年未満が13.4%となりました。
食生活において、「動物性食品(肉・魚)」を意識し減らすことはあるか?
アンケートにご協力いただいた265名のうち50.9%の方が減らすことがあると回答いただきました。
動物性食品を減らすようになったきっかけ
大きくわけると、「環境問題への配慮・動物愛護・健康・ダイエット」の観点から動物性食品を減らしている傾向が伺えます。以下、動物性食品減らすようになったきっかけについて回答者の声を一部抜粋し紹介します。| 脂質を減らしたいため |
| 動物が好きだから |
| 腸内環境の乱れ、不調から |
| 痒くなるため。環境のため |
| 環境のため 動物のため |
| もともと好きではない |
| 健康のため少しずつ減らしていきました |
| 消化のしやすい燃えやすい油分を選びたかったから |
| 体調不良の為 |
| 動物愛護の観点から。 |
| 出産後、ボディバランスが崩れたので、ボディメイクのためにも制限したりしています。 |
| ヴィーガニズムに共感して |
| 消化するための、体への負担を考えて |
| 調理が面倒なだけ |
| 動物性食品を取り入れるのに地球のエネルギー資源をとても多く使用していると学んだから |
| 宗教 |
| 動物福祉や、畜産や漁業が及ぼす環境への影響、動物性食品がもたらす健康への悪影響を知ったので |
| フードロスを気にするようになったから。 |
| 動物性より、植物性の方が体にいいと知ったから |
| ローフードマイスターの資格を取得しており、食べすぎると身体が重くなる等の弊害があることを知っているから |
| コレステロール値をあげるものを摂取しないように気を付けているから |
| 欲しなくなったのと、お腹の張り等が起きやすくなったので。 |
| ファスティングをした時に、毎日食べ過ぎだったのかなと思うようになりそこから減らすようになりました。 |
| 肌荒れがひどいため |
| お肉やお魚から得られる栄養素もあると思うので、バランス的に完全に減らす事は正直難しいと思いますが。ただ、野菜などに比べて消化するのに時間がかかるので、少なからず体の普段もあると思います。なので、夜などは特になるべく植物性のタンパク質を取ろうと心がけたりします。 |
| 動物性食品を食べる頻度を減らす事で地球環境が少しでも良くなると知ったからです。 |
| Instagramでヴィーガンの方の影響を受けたため。 |
食生活において、「乳製品」を意識し減らすことはあるか?
アンケートにご協力いただいた265名のうち51.3%の方が減らすことがあると回答いただきました。
乳製品を減らすようになったきっかけ
大きくわけると、「健康・ダイエット・環境問題・動物愛護・肌荒れ」の観点から乳製品を減らしている傾向が伺えます。また、動物性食品と比較すると、『もともと体質に合わない』と回答されている方が多いのが特徴。以下、乳製品を減らすようになったきっかけについて回答者の声を一部抜粋し紹介します。| もともと好きではなかった |
| 飽和脂肪酸が気になるため。 |
| 腸内環境のため |
| 動物愛護の観点から。 |
| ヴィーガニズムに共感して |
| 料理やお菓子づくりで、豆乳や、大豆製品(豆腐やおから)で代用できるように出産を機にはじめていました。イソフラボンを積極的に摂りたいと思い、乳製品は必然的に減りました。 |
| 元々乳製品はあまり好きではなかったけれど、牛乳などの流通の仕組みを知ってから更に取らなくなりました。 |
| 牛の扱い (繋ぎ飼い)、環境負荷が高い、健康良くない |
| 食べすぎると太るから |
| 高いチーズなどを買うようになったため、いつも使えない |
| 環境負荷の問題意識から |
| ドキュメンタリー映画で、ショックを受けた(健康に良くない点や、飼育状況など) |
| 自分、家族の健康的の為と動物生食品は環境問題に密接に関係していることを知ったから。 |
| ポールマッカートニー |
| 乳製品は体にあっていないようだから。 |
| 健康のため(悪玉コレステロール減少のためにチーズは減らすようにやった) |
| なんとなく、植物性ミルクを使うことが増えた |
| 今まで体にいいと思っていた牛乳などの乳製品もそんなに良いものじゃないことを知り、無理に頑張って摂らなくなりました |
| ダイエットのため |
| 肌荒れの原因になっていると感じたため |
| 乳糖不耐症疑惑 |
| 牛乳以外にも、いろんな植物性のミルクがあると知り試したくなったから |
| 摂取すると必ず下痢になるため。 |
| 美容と健康のため。ナタリーポートマンのインタビュー記事で、「初めはベジタリアンだったけれど、乳製品も減らしたら肌の調子が劇的に良くなった」と書かれていたため、真似をした。 |
| 好きなアーティストが乳製品を取ると肌によくないから抜いていると聞いたから。 |
| お医者さまから、なるべく乳製品摂取を控える様にと言われた為。 |
1日の食事の頻度について
今回アンケートに回答いただいた方の1日の食事の頻度について伺いました。
1日3食を規則的に食べると回答された方が35.7%、1日3食食べるが規則的ではないと回答された方が26.8%となり、1日3食召し上がられている方は62.5%となった。
【まとめ】2022年上半期「食生活についての意識調査」について
菜食を取り入れた生活をされている方が、全体の23.4%となり低糖質・糖質制限とほぼ同じくらいで、1年~3年未満で続けられていることがわかった。また、動物性食品や乳製品を減らす方が約5割いること。その理由は、大きくわけると「健康・ダイエット・環境問題・動物愛護・肌荒れ」になる。本データの使用について
本調査データは、下記2点を満たす場合にご自由に引用頂けます。 ①出典を『2022年上半期食生活についての意識調査 by VEGANLIFE』と明記して頂くこと ②本ページへのリンクを設置して頂くこと 紙媒体などで上記条件を充足できない場合は個別にご相談ください。Contact
メディア掲載や調査依頼については、
以下よりお問い合わせください。