ホールフーズが発表した「2023年の食トレンド予測」
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米国自然食品店ホールフーズマーケットは、今回8回目となる「ホールフーズ食のトレンド予測2023」を発表した。消費者、バイヤー、料理専門家ら50人以上のチームが調査したものだ。
ホールフーズ食のトレンド予測2023『TOP10』
1位:ヤポン
アメリカ先住民のカフェインと呼ばれ、米国南東部に自生するヒイラギ科の植物。コーヒーに替わるカフェインが豊富な飲み物で、主にハーブティーにされて飲まれることが多いそう。
2位:穀物のパルプをアップサイクルしたもの
アーモンドやオーツミルクの製造過程で発生した搾りかすをアップサイクルした製品。
3位:代替パスタ
日本でも、豆のパスタなどを見かけることが多くなりましたが、海外ではカリフラワーを使用したニョッキなどもあります。小麦以外のものを使用した野菜や未熟バナナ(青バナナ)を使用した植物性のパスタなど。
4位:デーツ
国内でも砂糖の代わりにデーツシロップを使用したり、ヴィーガンライフを送る方に人気のデーツバーなど。調味料からスイーツまで幅広く使用され、果物以外としても注目されるのでは。
5位:アニマルウェルフェアの卵
鶏の飼育に視点を当て、動物にも優しい環境下で育てられたものを選ぶ人が増えていくことを願っています。
6位:ケルプ食品
ケルプとは、コイダンやヨウ素などのミネラルを多く含んでいる海藻のこと。ケルプが含まる製品が増えており、麺類・チップス・調味料などの食品に使われている。
7位:気候変動に配慮された製品
これまでも注目されてきましたが、これまで以上にサステナビリティへの取り組み実施している商品は注目されるのでは。
8位:ノスタルジックな製品
昔ながらのピザ、シリアル、チーズなどが、現代のより良い素材や食の主義に配慮されたニューバージョンとなって登場するもの。
9位:ペット向けサプリ
家族同様の大切なペットの健康のために、サプリメントは欠かせなくなっている米国。日本においてもペット用のサプリに注目が集まっていますね。
10位:アボカドオイル
オレイン酸が高いことから注目されているアボカドですが、アボカドを使用した調味料(マヨネーズ)、スナック菓子、インスタント食品なども注目されています。日本でもアボカドオイルを使用したアイテムが続々登場するのでは。
https://media.wholefoodsmarket.com/whole-foods-market-forecasts-top-10-food-trends-for-2023/