ヴィーガンが口にしない・食べないもの
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ヴィーガン男子のYumaです。
今回はヴィーガンライフを送る方が口にしないもの、食べないものをご紹介します。
ヴィーガンと一口に言っても最近ではその様式やスタイルはかなり細分化されてきており、
ゆるヴィーガンや週末ヴィーガンなどの言葉も目にするまでになりました。
ただでさえ菜食者の中には卵を食べる方や牛乳を飲む方、魚は食べるという方など様々な考えを持った人達がいて、
ベジタリアンの世界はヴィーガンを含めて複雑なルールがあるという印象をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなヴィーガンライフ初心者の方の不安要素を取り除ければと思います。
ヴィーガンとベジタリアンの違いやその他の菜食の特徴について知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
https://vegans-life-phi.vercel.app/article/2395
ヴィーガンが食べないもの
1.動物性の食材
■肉
牛、豚、鶏などの肉そのもの
ソーセージ、ハム、ベーコンなどの加工肉
バター、鶏油などの動物油脂
■魚
魚そのものに加えて魚卵、貝、エビ、カニ、イカなど
かまぼこなどの魚加工品
■卵
■乳
牛乳、チーズ、ヨーグルト、動物性乳成分含有のお菓子、アイスクリームなど
2.動物性原料を使用した食品
■精製糖
精製の過程で牛骨炭を使用するため
■出汁
顆粒タイプや粉末タイプの出汁はもちろん、成分表示にかつおなどの表記がある出汁を使った食品(出汁入りのみそなど)は動物性原料使用の為食べない
■はちみつ
牛乳や卵と同様に、物理的な生命の犠牲はなくとも、動物に労働を強要しているなどの理由から口にしない方が多い
■ゼラチン
動物の皮膚や骨などに存在するコラーゲンに熱を加え抽出されるため(グミやゼリー菓子などに含まれる)
3.見落としがちなもの、判別が難しいもの
■「乳」がつくもの
成分表示に「脱脂粉乳」や「乳酸菌」等など「乳」の文字がつく原料の記載は沢山あると思います。結論から言うと、僕はこれらの表示がある商品は買わないようにしています。「乳化剤」は植物性のものがありますが、卵を原料にした動物性の物もあります。「乳酸菌」に関しても動物性、植物性があります。植物性か否かの表示が明確に記載されていない限り、問い合わせなければそれらの判別が難しいため、購入を控えた方が無難でしょう。
■ビタミンD添加の食品
DはD2またはD3に大分されますが、D3はラノリンという動物性油脂から抽出されている場合があるため、ビタミンD、またはD3と表記のあるもの(健康補助食品など)の購入は控えましょう。
食べられないと勘違いされやすいもの
小麦粉
ヴィーガンは小麦粉食べられます。
(実際、先日知人から驚かれました。)
グルテンフリーの認知度が上がってきて、健康志向の人は小麦を摂取しないイメージが定着したのでしょうか、ヴィーガンは小麦も食べないと思われている方が意外と多いようです。確かにグルテンフリーとヴィーガンは親しい関係にあって、焼き菓子などにも「Vegan and Gluten Free」などの表記を度々目にしますが、健康というくくりでは同じでも厳密には個別の思想で実践されているものですのでヴィーガンライフを送るうえで小麦を摂る事は可能です。
【まとめ】ヴィーガンが食べられないもの
スーパーで売られている加工食品、加工調味料の類は基本的に購入を控えた方が無難でしょう。それでも購入を検討される場合はホームページで商品の詳細について調べたり、問い合わせをしたうえで購入されることをお勧めします。
市販の加工食品や加工調味料が買えなくても、ネット通販を中心にヴィーガン仕様の代替品が近年続々と登場してきています。
そういった様々な選択肢を活用して、ヴィーガンでも我慢のない生活を送っていただければと思います。