ヴィーガン焼き菓子とコーヒーが美味しいお店

公開日: 2023.1.20

インタビュー

レストラン

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東京・文京区本郷にてヴィーガン&グルテンフリーのお菓子と、スペシャルティコーヒーを提供する「Be green by KIELO COFFEE」。ヴィーガンカフェをオープンしたきっかけとこれからの展望について伺った。

東京・台東区に、ヴィーガンカフェオープンの二年ほど前に1号店となるコーヒーショップ「KIELO COFFEE」をオープンしました。そこで、お客様と私たち会社の双方が幸せになるよう努力し、仕事は順調でした。
しかし、その頃大雨や台風、地震などの異常気象、ウイルスの大流行に襲われ、お店は大打撃を受けます。そこで感じたのは“お客様と会社にとってベストな仕事でも、もしかしたら環境は傷つけてしまっていたのかも?”という気づきでした。

環境を脅かすビジネスは遅かれ早かれ頓挫するという確信を得て、“身体と環境に優しい仕事がしたい!”と決意しヴィーガンカフェの開業に至りました。

ヴィーガンカフェ「Be green by KIELO COFFEE」について教えてください。

カフェで提供するドリンク、スイーツを全てヴィーガン対応のものでご用意しております。
従来の、植物性ミルクなどがオプションで選べるようなタイプでは無く、店内で消費できるもの全てがヴィーガン対応。添加物やオーガニックにも拘っており身体と環境に優しいコーヒータイムを提供しております。

これだけは譲れない、御社の運営ポリシーとは

「正しい」と「美味しい」の二つの価値観の両立を強く意識しています。
世に出回るブランドの中には、正しくて社会的に素晴らしいことをしていてもプロダクト(飲食店ならお食事、ドリンク)が損なわれている(美味しくない)ブランドだったり、逆に、美味しくて安いから人気なんだけど社会や地球にとって正しくない事を行なっているブランドだったり。「正しい」と「美味しい」のどちらかが欠けてしまっている事業を見る事があります。
私たちは人々の価値観による分断を生まないためにも、「正しい」と「美味しい」の両立が、ヴィーガンが今後スタンダードになる上でのキーであると確信してます。
その上で私たちは飲食店なので、「美味しい!」という感動を提供することへの妥協は決して致しません!

現在販売しているプロダクトについて

コーヒーは店内で自家焙煎、お菓子も店内でスタッフが毎日作成しています。
キャロットケーキは、近隣のスムージー屋さんからニンジンの搾りかすをお譲りいただき、サステナブルな循環を作っています。

レモネードのシロップを作るために漬け込んだレモンは、捨てずにレモンケーキの生地に混ぜ込み、ゴミを出さないよう工夫をしています。
また、マフィンやクッキーは、作成するスタッフがその場で気まぐれに味を変えて、いつも来てくださる皆様に喜んでいただけるよう工夫しています。

季節に合わせたフレーバーや、旬の果物なども使用しています!

「Be green by KIELO COFFEE」がヴィーガンフードを通して実現したい未来とは

私が人生で初めて飲んだカフェラテは普通の牛乳のカフェラテでした。
植物性の選択肢なんて無く、幼少期より動物性のものが当たり前と思って触れてきました。

今私たちのお店にはお母さんに連れられた小さい子も来店してくれます。
その小さい子が人生で初めて飲むカフェラテはもしかしたら植物性のラテかもしれません。

そうなった時、彼ら彼女らの当たり前は植物性になる可能性があります。
こんなことを考えた時、少し未来が変わる気配を感じました。
すぐにみんなで正しい事に全切り替えは難しいと思いますが。

誰も苦しまず、誰かと対立する事なく、みんなで良い事を選択出来る未来が来ることを願ってます。
提供側も受け取り側も笑顔のままで叶えていきたいです。

https://www.begreenbykielocoffee.com/

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