カラダもココロもよろこぶヴィーガン料理の世界

公開日: 2020.7.15

豆知識

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そのヘルシーさに、世界中の美容家やヘルスコンシャスから熱い視線を集めているヴィーガン料理。とはいえ日本ではまだまだ知名度が低いので、「ヴィーガン料理といわれても、いまいち想像がつかない…」という人も多いのではないでしょうか。今回は、ヘルシーな美食であるヴィーガン料理の世界をご紹介します。

どんなものが食べられる?ヴィーガン料理の特徴

動物性の食品を一切使わずに作られるヴィーガン料理。肉や魚はもちろん、卵もチーズやミルクなどの乳製品や、ハチミツ、ゼラチン、動物や魚介からとった出汁なども、ヴィーガン料理には登場しません。 では、ヴィーガンたちはいったいどのような料理を食べているのでしょうか。ヴィーガン料理と聞いても、「どんな料理が出てくるのか想像できない…!」という人は多いはず。それもそのはず、ヴィーガン料理のルールはただひとつ、“動物性食品を使わない”ということだけ。インド料理やフランス料理、イタリア料理といった世界各国の料理のように、料理の見た目や味付けにわかりやすい特徴があるわけではないのです。 言い換えれば、動物性食品を使わないというルールさえ守れば、ヴィーガン料理はとても自由だということ。ヴィーガン食材に置き換えるというただひとつのルールさえ守れば、和食も中華もイタリアンも、フレンチだってヘルシーに楽しむことができるのがヴィーガンし料理の魅力です。

肉もチーズもミルクもヴィーガン流に。めくるめく“代用食品”の世界

毎日当たり前に動物性食品を口にしている人から見ると「物足りなさそう…」「味気ないのでは…?」というイメージを抱かれがちなヴィーガン料理。ですが、世界各国でヴィーガンを選択する人が増えている今、ヴィーガン料理に使える食材のバリエーションは実に豊かです。 特に、ヴィーガンやベジタリアンの人が使える“代用食品”の進化は目覚ましく、代用食品を上手に活用することで、動物性食品を使った食事に慣れ親しんだ人でも満足度が高いヴィーガン料理をつくることができます。 たとえば、肉を再現した「フェイクミート」。もっともポピュラーな「ソイミート(大豆ミート)」は、肉よりも短時間で味が染み込みやすく、調理法次第では肉に勝るとも劣らないジューシーさを再現できるのが魅力です。また、ヴィーガンやベジタリアンの人向けにつくられたフェイクミートのハムも市販されています。 ミルクのかわりには「ソイミルク(豆乳)」や「アーモンドミルク」を。ミルクがあればクリームパスタやシチューだって楽しむことができますし、ヴィーガン仕様の「ソイチーズ」があればピザだって楽しめます。 そのほかにも、「豆乳ヨーグルト」や「豆乳マーガリン」、「ソイクリーム」など、そのバリエーションはさまざま。メインのおかずはもちろん、デザートやおやつもヴィーガン流に楽しむことができるのは嬉しいですね。

どこで買える?ヴィーガン食材の入手方法

国内にもヴィーガン食を実践する人が増えていることから、街のスーパーマーケットにもヴィーガン向け食材を取り扱っているところが少しずつ増えてはいるものの、ソイミートなどの代用食品はまだまだ手に入りにくく、メジャーとはいえないのが実情です。 もちろん、新鮮な野菜や穀物を中心とした食生活を送るのであればスーパーマーケットでのお買い物で十分に事足りますが、より充実したヴィーガンライフを送るのであればぜひ活用したいのが通販サイトです。ヴィーガン向けの食材はもちろん、手軽に食べられるインスタント食品やレトルト食品、ヴィーガン向けスナックまで、ヴィーガンの食生活を豊かにしてくれるアイテムをお取り寄せすることができますよ。

ヴィーガン料理の世界のまとめ

物足りない、ハードルが高そう…と思われがちなヴィーガン料理ですが、工夫次第でアレンジは自由自在。お取り寄せや代用食品なども上手に活用して、おいしくてヘルシーなヴィーガン料理を楽しみましょう!

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