東京・銀座のMUJI HOTEL GINZAがプラントベース朝食を強化|無印良品の新提案

公開日: 2026.2.27

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※MUJI HOTEL GINZAはヴィーガン専門ホテルではありませんが、朝食ビュッフェにおいてプラントベースメニューを拡充し、多様な食の選択に対応しています。

東京のホテル朝食が、静かに変わりはじめている

MUJI HOTEL GINZAが示す「選べる朝」という新基準


東京のホテル朝食が、静かに変わりはじめています。
2026年3月、銀座のMUJI HOTEL GINZAが朝食ビュッフェをリニューアル。


ヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーに配慮したプラントベースメニューを拡充しました。
完全なヴィーガンホテルではありません。
けれど、「選べる」という安心が、旅の朝を確実に変えていきます。
海外からの旅行者も、国内のプラントベース志向の人も。
同じテーブルで自然に食事ができる東京ホテルが、またひとつ増えました。
なぜ今、東京ホテルでプラントベース対応が求められているのでしょうか。
その背景には、食の多様性を前提とする時代への静かなシフトがあります。

ホテル業界に広がる“共存型”という考え方

ここ数年、東京の飲食シーンではヴィーガンやプラントベース対応が急速に広がっています。
専門店だけでなく、一般レストランでも植物性メニューが選べることが珍しくなくなりました。
しかしホテル朝食はどうでしょうか。
ビュッフェ形式という特性上、従来型のメニュー構成が主流で、明確にヴィーガン対応を打ち出すホテルはまだ多くありません。
だからこそ今回のMUJI HOTEL GINZAのアップデートは象徴的です。
専門特化ではなく、共存型へ。
「誰かのためだけ」ではなく、
「誰もが同じ空間で自然に食事ができる」設計へ。

無印良品という思想と、食のあり方

MUJI HOTEL GINZAを語るうえで欠かせないのが、無印良品の哲学です。
装飾を削ぎ落とし、素材と機能を大切にする。
過剰に主張しない。けれど、本質を妥協しない。

その思想は、客室の空間設計だけでなく、今回の朝食リニューアルにも通底しています。
6階の「Japanese Restaurant WA」で提供される朝食は、約90種類の和洋ビュッフェ。


日本各地の素材を生かした料理を中心に構成されています。
今回強化されたのは、
・野菜を主役にした惣菜
・大豆ミートなど植物性たんぱく源を活用したメニュー
・米粉パンなどグルテンフリーの選択肢
・ヴィーガン/ベジタリアン表記の明確化

特別感を過度に演出するのではなく、あくまで自然に、当たり前の選択肢として並べる。
それは“ヴィーガン対応をする”というよりも、 “選択肢を整える”という姿勢に近い。
無印良品らしい、静かなアップデートです。

「ヴィーガンホテルではない」ことの意味

ここで明確にしておきたいのは、
MUJI HOTEL GINZAはヴィーガン専門ホテルではないということ。

あらゆる食の背景を持つ人が同じ場所で朝を迎えられる設計は、これからの都市型ホテルにとって重要な方向性です。
動物性食品を避けたい人も、
健康上の理由でグルテンを控えたい人も、
特に制限のない同行者も。
同じテーブルで、同じ時間を共有できる。
その“違和感のなさ”こそ、旅の質を高める要素です。

銀座という場所で起きた意味

銀座は、日本を代表する商業エリアであり、世界から人が集まる場所でもあります。
その中心にあるMUJI HOTEL GINZAが、朝食にプラントベース対応を組み込んだこと。
それは単なるメニュー変更ではなく、
東京ホテル市場におけるひとつのシグナルです。

訪日外国人の増加。
健康志向の高まり。
環境意識の向上。
こうした流れのなかで、「食の選択肢を整える」ことは、ホスピタリティの一部になりつつあります。

旅の朝に、余白を

ホテルの朝は、滞在を象徴する時間です。
派手さはなくてもいい。

日本各地の郷土料理や特産物を楽しめるメニュー


ただ、身体が軽く、心が穏やかであること。
野菜中心のやさしい朝食を選び、
必要であればしっかり和食も楽しめる。

その自由さがあるだけで、旅は少しだけ快適になる。
MUJI HOTEL GINZAの今回のアップデートは、
“東京でプラントベース朝食が選べる”という事実以上に、
「選択肢があること自体が価値である」
というメッセージが含まれているのではないでしょうか。

東京ホテルのこれから

ヴィーガンホテルという専門特化型も、もちろん大切です。
しかし同時に、共存型のアップデートもまた、都市には必要です。
無印良品が手がけるMUJI HOTEL GINZAは、その中間地点に立っています。
完全ではない。
けれど、確実に前進している。
東京でホテルを選ぶとき、
「プラントベース朝食があるかどうか」という基準が、これから少しずつ当たり前になっていくかもしれません。

多様なニーズに応える朝食メニューの拡充


銀座から始まったこの静かな変化は、
東京ホテルの新しいスタンダードになる可能性を秘めています。

【リニューアル概要】

新朝食メニュー提供開始日: 2026年3月1日(日)
場所: MUJI HOTEL GINZA 6階 「Japanese Restaurant WA」
提供時間:7:30~10:00(最終入場:9:30)
料金: 大人 4,000円(税込)
※6歳以下無料
※ご宿泊以外のお客様にもご利用いただけますが、混雑時はご宿泊のお客様を優先させていただきます
※ご宿泊以外のお客様のご予約は現在承っておりません
内容: 和洋ビュッフェスタイル(約90種類)

施設情報

MUJI HOTEL GINZA
東京都中央区銀座3-3-5 6階 「Japanese Restaurant WA」
朝食時間:7:30〜10:00

https://www.uds-hotels.com/mujihotel/ginza/

VEGAN’S LIFE編集部

編集部スタッフ

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学生時代から世界中を旅する中で出会ったヴィーガンライフ。健康のために、ヴィーガン食を取り入れています。 ヴィーガン検定1級/発酵食品マイスター

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