プレミアムフードショー2023から読み解くヴィーガンライフの未来

公開日: 2023.4.14

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多様な食習慣・制限に対応する食品・食材展「プレミアムフードショー」。ハラール、ベジタリアン、グルテンフリー、オーガニックなど、世界的に注目されている食のトレンドを発信する専門展示会に、VEGAN'S LIFE編集部も伺ってきました。

会場は、4カテゴリで「ハラールマーケットフェア」「VEGEFOODEXPO」「グルテンフリーコーナー」「オーガニックフードEXPO」で構成されており、国内の出展企業はもちろんのこと海外の企業がオリジナリティあふれる製品の紹介を行っていました。英語でのコミュニケーションが問題なければ、英語圏でないブースでも様々なインタビューに積極的に答えてくれる企業が多かったです。

【SOPHiSCA】台湾から登場!ヴィーガンマシュマロ・グミ・キャンディ・チョコボール

見た目の華やかさとは違って、ヴィーガン・グルテンフリー・着色料不使用など成分にもこだわって作られたスイーツ。インタビューさせていただくと、フルーツの果汁を使用したジェリー状のスイーツを作るのが得意な企業とのこと。日本では、まだまだ見かけることの少ないヴィーガンマシュマロやジューシーグミ、ユニークなリップスティック型のヴィーガンチョコレートも!


photo by official HP

http://www.sophisca.com.tw/

【CorNichE】シンガポールから登場!ギルトフリーなジンジャーキャンディ。やみつき間違いなし!

砂糖不使用でショウガエキスと風味豊かなフルーツエキスが配合されたソフトキャンディは、絶妙なやわらかさとそのスパイシーさがやみつきに。一番人気は、ミントとターメリックが配合された後味フレッシュタイプのものだそう。個包装になっているのでポーチの中に潜ませておくと、移動中のお供やリフレッシュしたいときに便利だと思います。グミほど柔らかすぎず、キャンディほど固くない程よい噛み応えがつい、2つ目に手をだしてしまう不思議なスイーツ。甘すぎないのと強すぎないナチュラルな感じのミントフレーバーは、一度試したら虜になること間違いなし。ジンジャー好きな方必見です!

https://corniche.com.sg/

【MAN FOOK】マレーシアから登場!食欲をそそるソースやペーストが盛りだくさん!

塩味・辛味・甘み・酸味の絶妙なバランスが取れたヴィーガン・ハラール対応の調味たち。ナシゴレン、チャーハン、空心菜炒め、ヌードル、ビビンバなどにおすすめしたい調味料たちは、コクがありヴィーガン料理に深さを出してくれるので1つもっていると料理の幅が広がること間違いなし。ヴィーガンアジアン・中華料理のレパートリーを増やしたい方はぜひ注目してみてください。



https://www.manfook.com.my/

【いなべテンペ】三重県いなべ市から「テンペ女王」とともに登場!テンペのイメージが変わる!?

インドネシアの伝統発酵食品テンペの技術と国産の安心食材が出会い完成したいなべ生まれの美味しいテンペ3種。
・うましおテンペチップ
テンペと旨味が多い国産おからから生まれた、発酵おからスナック。まるでポテトのような食感と自然なうま塩味は後引くおいしさ。
・カレーテンペチップ
テンペチップスのカレー味。こだわりの無添加カレーのスパイスは、発酵による旨味を邪魔しない引き立て役に。
・おつまみテンペ
国産大豆のテンペと落花生を甘辛く味付けした、つくだ煮のようなおつまみ。インドネシアのテンペ料理、テンペオレックを素に日本風に。

https://www.instagram.com/tempequeen_jp/

【高原の胡桃とグリーンレーズン】サクサクの胡桃とやさしい甘さと爽やかな酸味が人気のグリーンレーズンのコラボ

おつまみマニアの間でも注目される高原の胡桃は、中国の名峰「天目山」周辺のみに生育する中国の高級ナッツ。想像するくるみの食感と違いサクサクしているのが特徴。香ばしさが人気の秘密でワイン・ウイスキー・コーヒー・紅茶のお供に。
また、グリーンレーズンは、シルクロードのオアシス「トルファン産」。オイルで包まれてないレーズンだからこそ味わい深さを爽やかな酸味の実現。鉄分やカルシウムはプルーンの約3倍とも言われ、新たな美容食としても注目を浴びています。

https://nohaco.jp/items/detail/107

世界では根付いているヴィーガン。今回、各企業の担当者とお話しさせていただきましたが、共通して話題に出ていたのが「日本でもここ数年で関心が増えていることはとても喜ばしいこと。母国では当たり前すぎて日本に持ってこなかったヴィーガン製品が多数あります。改めて見直し、日本で受け入れられる製品開発にも取り組みたい」との意見がありました。

日本においてヴィーガン製品が少しずつ増えていくのはとても喜ばしいことですね。

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