Yellow Birdsとは?「毎日食べたい」を目指したプラントベースの全粒粉クッキーブランド
公開日: 2026.7.21
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「プラントベースだから選ぶ」のではなく、「おいしいから、また食べたくなる。」
そんなシンプルな想いから生まれたのが、プラントベースの全粒粉クッキーブランド「Yellow Birds」です。
オーガニック素材をできる限り取り入れながらも、何より大切にしているのは、おいしさ。その考え方は、素材選びだけでなく、ブランドのあり方や暮らしへのまなざしにも息づいています。
今回、Yellow Birdsを取材。「毎日食べたい」というコンセプトに込められた想いや、ブランド誕生の背景についてお話を伺いました。まずは、Yellow Birdsがどのようにして生まれたのか、そのストーリーからご紹介します。
「毎日食べたい」を目指した、プラントベースの全粒粉クッキーブランド

「身体にいいから。」
「環境にやさしいから。」
食べものを選ぶ理由として、そんな言葉を耳にする機会が増えました。
もちろん、それはとても大切なことです。でも、それだけで毎日の習慣にするのは、意外と難しいのかもしれません。
今回お話を伺ったYellow Birdsは、そんな考え方とは少し違う場所から生まれたブランドでした。
取材中、何度も印象に残ったのは、「まず、おいしいこと。」という言葉。
プラントベースだから選ぶのではなく、おいしいから手が伸びる。その積み重ねが、自分の身体にも、環境にもやさしい選択につながっていく——。
Yellow Birdsが大切にしているのは、そんな自然な循環でした。
ブランドのコンセプトは、「毎日食べたい、プラントベースの全粒粉クッキー」。
朝、コーヒーを淹れる時間に一枚。仕事の合間に少しだけ気持ちを切り替えたい午後。休日の夜にはワインのお供として。
特別な日に食べるお菓子ではなく、何気ない毎日の中で自然と手に取りたくなる存在でありたい。そんな想いが、一枚一枚のクッキーに込められています。
Yellow Birdsとは?
Yellow Birdsは、植物性の素材だけでつくる全粒粉クッキーのブランドです。全粒粉やオーガニック素材、ナッツやドライフルーツなど、素材そのもののおいしさを大切にしながら、「また食べたい」と思える味わいを追求しています。
取材前は、「プラントベースブランド」という印象を持っていました。でも、お話を聞くほどに、そのイメージは少しずつ変わっていきます。
Yellow Birdsが届けたいのは、ヴィーガンというライフスタイルでも、オーガニックという価値観でもありません。そのどちらも大切にしながら、それ以上に大切にしているのは、「おいしい」という、ごくシンプルな感覚でした。
「身体にいいから食べる」のではなく、「おいしいから、また食べたくなる」。
その結果として、自然とプラントベースやオーガニックという選択につながっていく。そんな肩肘張らないものづくりこそが、Yellow Birdsらしさなのだと感じました。
「毎日食べたい」が、ブランドのはじまりでした。
Yellow Birdsのクッキーを食べると、全粒粉ならではの香ばしさがふわりと広がります。この味わいの原点をたどると、子どもの頃の記憶に行き着きました。
きっかけは、イギリスのお土産でもらった一枚のダイジェスティブビスケット。
全粒粉を使ったそのビスケットは、それまで食べていたクッキーとはまったく違うおいしさだったそうです。
「噛めば噛むほど小麦の風味が広がって、素朴なのに満足感がある。その味がずっと心に残っていました。」
それ以来、パンや焼き菓子を選ぶときも、自然と全粒粉のものを手に取るようになったといいます。
栄養価が高いからという理由だけではありません。
小麦本来の香りや味わいを楽しめること。そのおいしさに惹かれたことが、Yellow Birdsの出発点でした。
だからブランドを始めた理由を伺ったときも、返ってきた答えはとてもシンプルでした。
「自分自身が毎日食べたいと思える、おいしい全粒粉のクッキーを作りたかったんです。」
ヴィーガンブランドを作りたいという想いが先にあったわけでも、健康食品を作ろうと考えたわけでもありません。
まずは、自分が本当に食べたいと思えるものを作ること。
その想いが少しずつ形になり、Yellow Birdsというブランドが生まれました。
ヨーロッパで出会った、「特別ではないオーガニック」
ブランドの価値観を育てたもう一つの出来事が、ヨーロッパへの訪問でした。
イギリスやフランスを訪れた際、印象的だったのは、オーガニック専門店だけではありません。
一般的なスーパーマーケットにも、オーガニック食品や環境に配慮した商品が、ごく自然に並んでいたのです。
食品だけでなく、コスメや日用品までデザイン性の高い商品がそろい、多くの人が特別な意識を持つことなく手に取っている。その光景は、日本で抱いていた「オーガニック=特別なもの」というイメージとは大きく異なっていました。
「無理をして選ぶものではなく、自分が心地いいと思うものを選んだら、それがオーガニックだった。」
そんな暮らし方に触れ、日本でも同じように、良いものをもっと気軽に選べる文化が広がってほしいと思うようになったといいます。
Yellow Birdsが目指しているのも、まさにそんな存在です。
オーガニックだから選ばれるブランドではなく、おいしいから自然と選ばれるブランド。その積み重ねが、結果として身体や環境にもやさしい選択につながっていく——。
取材をしながら感じたのは、Yellow Birdsが届けようとしているのは「正しさ」ではなく、「心地よさ」なのだということでした。
「おいしい」が、すべての始まり
Yellow Birdsについてお話を伺いながら、何度も心に残った言葉があります。
「まず、おいしいこと。」
一見、とてもシンプルな言葉ですが、この一言にはブランドの考え方が詰まっていました。
全粒粉を選ぶのも、プラントベースという選択も、できる限りオーガニックの素材を取り入れることも、すべては「また食べたい」と思える一枚をつくるため。
「身体にいいから食べてください」と伝えるのではなく、「おいしいから、ぜひ食べてみてください」と届けたい。その想いが、Yellow Birdsのものづくりの根底にあります。
だからこそ、原材料も「オーガニック認証があるから」という理由だけでは選びません。
実際に味わい、香りや食感、ほかの素材との相性まで確かめながら、本当に納得できるものだけを選んでいます。認証の有無だけで判断するのではなく、その素材がどのようにつくられ、どんな背景を持っているのかまで目を向ける。その姿勢からは、「素材への敬意」が感じられました。
近年、「プラントベース」や「オーガニック」という言葉を目にする機会は増えています。
でも、それらを目的にするのではなく、おいしいものを選んだ先に、その価値が自然と重なっている。そんな考え方だからこそ、Yellow Birdsのクッキーは、ヴィーガンの方だけでなく、多くの人の日常にもすっと溶け込むのだと思います。
取材を終えて感じたのは、Yellow Birdsが届けているのは、一枚のクッキーではなく、毎日の暮らしを少しだけ豊かにする時間だということ。朝、コーヒーを淹れる数分。午後にほっとひと息つく時間。夜、好きな飲み物と一緒に過ごす穏やかなひととき。
そんな何気ない日常に寄り添う一枚だからこそ、「毎日食べたい」という言葉が自然と似合うのでしょう。
クッキーを通して伝えたいのは、我慢や制限ではなく、おいしいという幸せ。そして、その小さな選択が、自分にも環境にもやさしい未来につながっていくこと。
Yellow Birdsのものづくりには、そんな穏やかで力強いメッセージが込められていました。
次回予告
次回は、「Yellow Birds」というブランド名に込められた想いや、パッケージデザイン、朝食としてクッキーを提案する理由など、このブランドならではの世界観に迫ります。
https://yellow-birds.square.site



