乳製品に並ぶ新しい選択肢へ。植物ミルク発酵素材『DEALI®』とは
公開日: 2026.10.26
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植物性なのに、自然でミルキー。乳製品のようなコクとなめらかさを持ちながら、素材本来の風味を生かせる――。そんな新しい植物性素材として、不二製油から誕生したのが「DEALI®(デアリ)」です。
不二製油は2026年4月、乳製品に並ぶ新たな選択肢のひとつとして、植物ミルク発酵素材シリーズの新ブランド「DEALI®」を発売。
大豆とオーツ麦から作った植物ミルクに「発酵」の力を掛け合わせることで、乳製品のような自然で軽やかな香りとなめらかな質感を実現。洋菓子やパンをはじめ、さまざまな食品に活用できる業務用素材として展開されています。
大豆とオーツ麦から生まれた「植物ミルク発酵素材」
DEALI®に使われているのは、大豆とオーツ麦。
乳のような濃厚さを持つ大豆と、やさしい甘さを持つオーツ麦を不二製油が自社で丁寧に搾汁し、濃厚でなめらかな植物ミルクを作っています。
さらに、その植物ミルクを独自の技術で発酵。
不二製油では、微生物が育ちやすい環境を整えることで多くの風味成分を生み出す発酵方法を、約10年かけて開発したといいます。
こうして生まれるのが、乳製品を思わせる自然で軽やかな香り。植物性素材でありながら、洋菓子やパンのおいしさを支える素材として使えるのがDEALI®の特徴です。
クリーム、発酵バター、チーズ。3種類を展開
DEALI®シリーズは、用途の異なる3つのプロダクトで展開されています。
「DEALI fresh」は、しっかりとしたボディ感や爽やかな香りは、まるでクリームチーズのよう。独自の発酵技術で磨き上げた、植物ミルクチーズです。
「DEALI bright」は、バターのようなくちどけとまろやかな質感の中に、自然なミルキー感と爽やかな発酵の香りが際立ちます。お菓子やパンのベース素材として、全体のおいしさをしっかりと支えます。
「DEALI creamy」は、絹のように繊細でなめらかな質感と、爽やかな香りが特長のホイップクリームです。様々な風味素材をブレンドすることができ、お菓子やパンに新しい表現と出会いをもたらします。
いずれも乳原料を使用しておらず、それぞれの特性を生かして洋菓子やパン、総菜など幅広いメニューに活用することができます。
たとえば「DEALI bright」を使ったミルクフランスでは、発酵バターのような爽やかさとミルキーさを表現。マドレーヌでは、軽やかな風味がバニラ、レモンなどの素材と調和し、豊かな味わいにつながるとしています。
代替ではなく、新しいおいしさの選択肢へ
不二製油がDEALI®を開発した背景には、世界的な人口増加に伴う乳製品需要の拡大や、食の多様化、国内における乳価格の変動、酪農家の減少などがあります。
一方、現代の食品には単に「おいしい」だけではなく、見た目や食感を含めた新しい体験や表現も求められるようになっています。
そこで不二製油が目指したのが、乳製品をただ植物性素材に置き換えるのではなく、作り手が原料の制約に左右されず、自由な発想で商品を生み出せる素材を作ること。
ブランド名「DEALI®」には、おいしさとの「DEAI(出会い)」を重ね、その喜びを「DAILY(日常)」へ届け、作る人や食べる人に「DEAR(親しみ)」を感じてもらいたいという思いが込められています。
植物性だから我慢するのではなく、植物性だからこそ生まれる新しいおいしさを楽しむ。
乳製品に並ぶ「もうひとつの選択肢」として誕生したDEALI®は、これからのプラントベーススイーツやパンの可能性をさらに広げてくれそうです。
※DEALI®は乳製品ではありません。
※2026年度は一部生産数量を絞って販売され、2027年度以降、段階的に生産数量を引き上げる予定です。
https://fujiplatform.jp/column/detail/26042101.html



