ヴィーガンになって好きになったもの、嫌いになったもの
公開日: 2022.2.16
更新日: 2022.8.28
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ヴィーガンライフを送られている285人(ゆるヴィーガン・週一ヴィーガン・フレキシタリアンも含む)に、「ヴィーガンでないとき、ヴィーガンになってからの食の好みの変化」について伺いました。食材、特定食品・飲料は次の内容を対象にしています。
調査対象「食材」
米、パン、麺類(うどん、そば、スパゲティ、中華麺他全般) 、豆類(大豆、小豆、そらまめ、いんげん豆等全般)、豆加工品(豆腐、油揚げ等)、野菜全般、きのこ類全般、こんにゃく、くだもの類全般、牛肉、豚肉、鶏肉、牛・豚・鶏以外の肉(羊肉、ジビエ等)、肉加工品(ソーセージ、ハム、ベーコン等)、牛乳、乳製品(チーズ・バター・ヨーグルト等)、卵、魚(赤身・白身・青魚他全般)、魚介類(いか・たこ・えび・かに、貝類等)、海藻類(わかめ、こんぶ、ひじき他全般)、ねり製品(かまぼこ、はんぺん、魚肉ソーセージ等)、菓子類全般(ケーキ、クッキー、まんじゅう等)、アルコール類(ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー等)
調査対象「特定食品・飲料」
揚げ物、スナック菓子(ポテトチップス、ポップコーン等)、菓子パン、玄米・胚芽米・雑穀米等・白米以外の米、米粉パン・ライスヌードルなど小麦を使わないパンや麺、ぬか漬け、納豆、味噌などの発酵食品、低糖質・糖質オフ食品(砂糖を押さえたり、糖分の少ない食材でつくった食品)、インスタント食品(カップラーメン、即席みそ汁等、手間をかけずにすぐ食べられる食品)有機野菜・オーガニック野菜(農薬や化学肥料に頼らずつくった野菜)、大豆ミートなど・肉代替品、マヨネーズ・ドレッシング、炭酸系飲料(サイダー、炭酸ジュース、コーラ、炭酸水)、カフェイン系飲料(コーヒー、紅茶、お茶)、ノンカフェイン系飲料(ハーブティー等)、エナジードリンク、サプリメント
【調査概要】
調査実施時期:2022年2月2日~14日
手法:インターネット調査
回答者のヴィーガン歴
回答者が良く作るヴィーガン料理のジャンル
ヴィーガンになってから非常に好みになった【特定食材】(ヴィーガン前と比較)
・野菜全般 21.2ポイント上昇(以下表示省略)
・きのこ類全般 18.7(↑)
・豆類(大豆、小豆、そらまめ、いんげん豆等全般)17.7(↑)
・豆加工品(豆腐、油揚げ等)15.6(↑)
・藻類(わかめ、こんぶ、ひじき他全般)14.3(↑)
・こんにゃく 11.1(↑)
・米 7.6(↑)
・くだもの類全般 7.0(↑)
ヴィーガンになってから非常に好みになった【特定食品・飲料】(ヴィーガン前と比較)
・有機野菜/オーガニック野菜(農薬や化学肥料に頼らずつくった野菜)22.2(↑)
・玄米・胚芽米・雑穀米等・白米以外の米 21.2(↑)
・ぬか漬け、納豆、味噌などの発酵食品 19.5(↑)
・大豆ミートなど/肉代替品 19.4(↑)
・米粉パン・ライスヌードルなど小麦を使わないパンや麺 14.2(↑)
・低糖質・糖質オフ食品(砂糖を押さえたり、糖分の少ない食材でつくった食品)5.2(↑)
ヴィーガンになってから非常に好みになった「特定食材・特定食品・飲料」は、食材・食品ともに「野菜」がトップに上がった。また、主食の中では白米以外の米、豆類、発酵食品も人気であることがわかった。
次に、ヴィーガンになってから「非常に好みではない」になった特定食材・特定食品・飲料をみていきたいと思う。
ヴィーガンになってから非常に好みではなくなった【特定食材】(ヴィーガン前と比較)
・肉加工品(ソーセージ、ハム、ベーコン等)36.4(↑)
・牛肉 34.0(↑)
・豚肉 33.0(↑)
・鶏肉 31.6(↑)
・牛乳 29.2(↑)
・乳製品(チーズ・バター・ヨーグルト等)24.3(↑)
・卵 20.5(↑)
・ねり製品(かまぼこ、はんぺん、魚肉ソーセージ等)19.5(↑)
・魚(赤身・白身・青魚他全般)14.6(↑)
・魚介類(いか・たこ・えび・かに、貝類等)13.9(↑)
・アルコール類(ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー等)8.7(↑)
・菓子類全般(ケーキ、クッキー、まんじゅう等)4.9(↑)
ヴィーガンになってから非常に好みではなくなった【特定食品・飲料】(ヴィーガン前と比較)
・インスタント食品(カップラーメン、即席みそ汁等、手間をかけずにすぐ食べられる食品)12.1(↑)
・炭酸系飲料(サイダー、炭酸ジュース、コーラ、炭酸水)11.1(↑)
・菓子パン 10.1 (↑)
・スナック菓子(ポテトチップス、ポップコーン等)8.3(↑)
・揚げ物 6.8 (↑)
・マヨネーズ/ドレッシング 5.2(↑)
・低糖質・糖質オフ食品(砂糖を押さえたり、糖分の少ない食材でつくった食品)3.8(↑)
ヴィーガンになってから非常に好みではなくなった「特定食材・特定食品・飲料」は、最も多いのが「ソーセージ、ハム、ベーコン等の肉加工品」であった。続いて、お肉>乳製品>魚・魚介類の順となった。
また、インスタント食品やお菓子類が好みでないと上がっているが、ヴィーガンになってから非常に好みになった食材から想像するに自身の身体への影響の意識があがっていると言えるだろう。このあたりは、次の調査などでより詳しくみていきたいと思う。
調査データの使用について
本調査データは、下記2点を満たす場合にご自由に引用頂けます。
①出典を『2022年ヴィーガンライフ食の嗜好性調査 by VEGANLIFE』と明記して頂くこと
②本ページへのリンクを設置して頂くこと
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