ヴィーガン料理でコクだしとして使える調味料とピーナッツバターを上手に活用する方法

公開日: 2023.6.10

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ヴィーガン男子のYumaです。
今回は、ピーナッツバターのオススメの使い方をご紹介します。
パンに塗ったりお菓子づくりに使ったりする方は多いと思いますが、意外とそれ以外の活用方法が分からず使いきれずに困っている方も居るのではないでしょうか?そんなときにオススメしたいのが【料理のコク出しに使う】事です。

まずは、ヴィーガン料理のコク出しに使える調味料について紹介します。

ヴィーガン料理のコクだしとして使える調味料

・味噌
・塩麹
・甘酒
・練りごま
・タヒニ
・トマトペースト(トマトピューレ)
・ドライトマト
・豆乳

和食系料理に合うもの:味噌・塩麴・甘酒・練りごま


練りごまはコクも強く出て使い勝手がいいですが、香りが強く、多量に使うとやはり和系の雰囲気に偏ります。そういう場合はタヒニを使います。タヒニは同じ練りごまですが、非加熱のごまペーストのため香りが強くなく、フムス(ひよこ豆のペースト)などを作るときに使っても豆や他の調味料の風味を損ないません。

洋風系料理に合うもの:味噌・塩麴・甘酒


チーズをたくさん使う料理にもおすすめ!

和洋中料理の境なく合うもの①:トマトペースト・ドライトマト


トマトペースト、ドライトマトも旨味の補填としてよく使います。
トマトは旨味(グルタミン酸)が強く、乾燥させたトマトはさらにグアニル酸も凝縮してとても旨味が出ます。
和食なら昆布と椎茸を水で戻すときに少量のドライトマトも一緒に戻せば簡単に美味しい出汁が取れます。
中華料理でケチャップを使うときに、更に少量のトマトペーストを加えれば旨味が強調されて風味もワンランクアップするのでオススメです。

和洋中料理の境なく合うもの②:豆乳


炒め物や煮込み料理に少量の豆乳を加えて加熱すれば、豆乳の水分が飛んでグッと凝縮した大豆のコクが料理の旨味を支えてくれます。豆乳のクリーミーな風味はお肉の甘い脂の味を彷彿とさせ、ヴィーガン料理の満足度を格段に引き上げてくれます。
バターの代わりにオリーブオイルを使う料理に、プラスで豆乳も少し入れるとバターの雰囲気が演出できます。
豆乳を隠し味として使うときのポイントは、豆乳を加えたあとしっかりと加熱をして余分な水分を飛ばし、大豆の旨味やコクを引き出すことです。

ピーナッツバターの使い時

和系の料理以外で、重さのあるコクが欲しいときや、香ばしく甘い風味を出したいときです。

比較的香りが強いので繊細な料理の隠し味には使えませんが、カレーやクリーム煮込みなど濃厚な料理にはよく合います。
ヴィーガンで濃厚な旨味を出すのは簡単ではありません。そのため、足りない旨味を風味でごまかそうとしてオリーブオイルやハーブ、スパイスをたくさん使って、かえってどんどん爽やかな味に仕上がってしまうというのはよく聞く話です。そんなときにピーナッツバターを試してみてください。
入れ過ぎは禁物ですが、うまく使えばとても簡単にコクが出て、その他の具材の旨味も感じやすくなります。
特にスパイスやハーブとの相性がいいので、カレーだけでなく色々な香辛料と一緒に使ってみてください。 


まとめ
ヴィーガン料理にコクをプラスする際に、ニュートリショナルイーストやヴィーガンチーズなど特別な加工品を使う手もありますが、なるべくシンプルな調味料で作りたい場合は上記のものをお試しください。

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