プラスチックに関する意識調査2024 by VEGAN'S LIFE
公開日: 2024.4.23
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VEGAN’S LIFE編集部では、プラスチックに関する調査を行いました。普段の生活で、プラスチックごみに関して意識しているか、日常生活の中で具体的に実行していること、スーパー・小売店・ネット通販の包装・梱包について、店頭、ネットショッピングなどの購買の際、魅力的だと思うサービス、梱包が必要だと思うとき、梱包が過剰だと思う時、魅力的な包装などについて伺いました。
【調査概要】
調査実施時期:2024年4月10日~4月21日
回答者数:172人
手法:インターネット調査(VEGAN’S LIFE・Instagram)
【サマリー】プラスチックに関する意識調査2024
・プラスチックごみに関する意識について
回答者の78.5%が「意識している」
・プラスチックごみに対して、具体的に実行していること<TOP5>
1位:「エコバック持参」169人(20%)
2位:「シャンプーや洗剤等、詰め替えを利用する」137人(16.2%)
3位:「水筒や食器、ストローなどを持ち歩いている」92人(10.9%)
4位:「外出先でゴミは持ち帰る」83人(9.8%)
5位:「買い物の際に簡易包装を選んでいる」72人(8.5%)
・(スーパー・小売店の)包装について、回答者の77%が「過剰だと思う」と回答。
・(ネットショッピングや通信販売の)包装について、回答者の83.1%が「過剰だと思う」と回答。
・簡易包装と通常包装についてどちらが魅力的かについて
50%が「場合による」と回答、続いて「簡易包装」が45.3%となった。
・店頭/ネットショッピングで購買の際、魅力的なサービス<TOP5>
1位:「マイボトルやマイ容器を持参するとポイントや値引き制度がある」130人(34.4%)
2位:「量り売りなどや無包装の食料品」79人(20.9%)
3位:「ギフトラッピング」62人(16.4%)
4位:「雨の日に買い物袋の上から透明のプラスチックシートを被せてくれる」60人(15.9%)
5位:「のし袋」21人(5.6%)
・梱包が必要だと思うとき<TOP5>
1位:「贈呈用の時」121人(33.2%)
2位:「スーパーのお肉やお魚などのパックを入れる時」107人(29.3%)
3位:「野菜など口に入れるものを衛生的に保ちたい時」77人(21.1%)
4位:「お菓子など湿気を防ぎたい時」54人(14.8%)
5位:「その他」6人(1.6%)
・包装が過剰だと思うとき<TOP5>
1位:「二重梱包」139人(32.2%)
2位:「梱包に広告目的の紙などが入っている場合」136人(31.5%)
3位:「持ち帰る用の紙袋以外に贈呈用の紙袋」72人(16.7%)
4位:「野菜や果物などの個別包装」71人(16.4%)
5位:「その他」14人(3.2%)
・過剰包装が問題だと思う理由<TOP5>
1位:「ゴミが増える」157人(25.9%)
2位:「資源がもったいない」133人(21.9%)
3位:「環境に悪い」95人(15.7%)
4位:「ゴミを出すのが面倒」85人(14%)
5位:「社会が変わっていかない」66人(10.9%)
プラスチックごみに関する意識について
「あなたは普段プラスチックごみを意識していますか?」と伺ったところ、以下の結果となりました。
回答者の78.5%が「意識している」結果となった。
「意識している」95人(55.2%)
「とても意識している」40人(23.3%)
「それほどでもない」28人(16.3%)
「意識していない」9人(5.2%)
プラスチックごみに対して、具体的に実行していること
「日常の中で、具体的に実行していることを教えてください。あてはまるも全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。
1位:「エコバック持参」169人(20%)
2位:「シャンプーや洗剤等、詰め替えを利用する」137人(16.2%)
3位:「水筒や食器、ストローなどを持ち歩いている」92人(10.9%)
4位:「外出先でゴミは持ち帰る」83人(9.8%)
5位:「買い物の際に簡易包装を選んでいる」72人(8.5%)
6位:「使い捨てのものをできるだけ買わないようにしている」71人(8.4%)
7位:「蓋つき容器などを利用し、ラップの使用を避ける」69人(8.1%)
8位:「スーパーなどで食器を小分けにするポリ袋の使用を減らす」60人(7.1%)
9位:「プラスチック代替品(竹、紙、バイオ(マス)、生分解のあるもの等)を選んでいる」48人(5.7%)
10位:「プラスチック包装のものをできるだけ買わないようにしている」37人(4.4%)
11位:「その他」9人(1.1%)
「その他」には、次のような回答がありました。
- 石鹸シャンプーを使うようにしている
- スタッシャーなど容器の持参
- プラスチックボトルは使わない。湯シャンで洗剤は使わない
- リサイクルできるものはきちんと洗ってリサイクルに出す
- コンビニでプラスチック用品はもらわない。
- 物を買わない
(スーパー・小売店にて)包装が過剰だと思う時について
「商品の包装に関しての質問です。スーパーや小売店の商品に関して、包装が過剰だと思う時はありますか?」と伺ったところ、以下の結果となりました。
「思う」と回答した方が、77%となった。
(ネットショッピングや通信販売で)包装が過剰だと思う時について
「商品の包装に関しての質問です。ネットショッピングや通信販売で、その他の梱包資材で、過剰だと思う時はありますか?」と伺ったところ、以下の結果となりました。
「思う」と回答した方が83.1%となった。
簡易包装と通常包装についてどちらが魅力的かについて
「「簡易包装」と「通常包装」はどちらが魅力的ですか?」と伺ったところ、以下の結果となりました。
「場合による」が回答者の50%となり、続いて「簡易包装」が45.3%となった。
購買の際の魅力的なサービスについて
「店頭、ネットショッピングなどの購買の際、魅力的だと思うサービスはどれですか?あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。
1位:「マイボトルやマイ容器を持参するとポイントや値引き制度がある」130人(34.4%)
2位:「量り売りなどや無包装の食料品」79人(20.9%)
3位:「ギフトラッピング」62人(16.4%)
4位:「雨の日に買い物袋の上から透明のプラスチックシートを被せてくれる」60人(15.9%)
5位:「のし袋」21人(5.6%)
6位:「野菜などが個別に包装されている」18人(4.8%)
7位:「その他」8人(2.1%)
「その他」には、以下の内容がありました。
- 物が破損しないようにしてくれている。
- 量り売りなどの店情報
- ギフトラッピングが自然素材を使ったラッピング
- SDGsを意識してるとは言えブランドショップで雨の日にプラシートを掛けて頂けるのは嬉しいと思う自分に矛盾してると思います。
- 袋を断ると、紙の袋にだけ入れてくれる。小さい家具を買った時に、持ち運び用の取手をつけてくれる時。
- ごみを分別して出すのが非常に手間がかかる。最近は梱包素材も複雑になっている。
- 箱無しで商品は透けてしまうが濡れない対処だけできるビニール袋での送付でいいか確認してくれる。
- 精肉をトレーではなく袋に入れている
梱包が必要だと思うときについて
「包装が必要だと思う時はどんな時ですか。あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。
1位:「贈呈用の時」121人(33.2%)
2位:「スーパーのお肉やお魚などのパックを入れる時」107人(29.3%)
3位:「野菜など口に入れるものを衛生的に保ちたい時」77人(21.1%)
4位:「お菓子など湿気を防ぎたい時」54人(14.8%)
5位:「その他」6人(1.6%)
「その他」には、以下の内容がありました。
- 洋服などはビニールなどの袋か、紙などに包んで欲しい。
- 基本的に入れ物を自分で持ち歩けば、どうしても必要なものではないと思う。忙しいとそういった持ち物を歩くことも忘れてしまうので、強いて言えば、忙しい時。
- 紙などを綺麗に持って帰りたい時
- 花や肉魚のパックなどは新聞紙で包めばいいのにと思う。
- 液体で漏れる心配がある場合の物の時
- ワレモノ
包装が過剰だと思うときについて
「包装が必要でない、過剰だ、と思う時はどんな時ですか。あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。
1位:「二重梱包」139人(32.2%)
2位:「梱包に広告目的の紙などが入っている場合」136人(31.5%)
3位:「持ち帰る用の紙袋以外に贈呈用の紙袋」72人(16.7%)
4位:「野菜や果物などの個別包装」71人(16.4%)
5位:「その他」14人(3.2%)
「その他」には、以下の内容がありました。※重複している内容は1つにまとめて紹介しています。
- 贈り物でない時は袋などに入れただけで良いと思う。
- ネットショッピングでの買い物についてくる梱包材
- 顧客に確認無くの過剰包装
- Amazonの無駄にでかい箱
- ネットショッピングで届く際、商品のサイズよりはるかに大きな箱に入っており、隙間埋めの詰め物がたくさんある場合
- 食品トレイ
- 雨の日用のプラスチックプロテクター
- お菓子などの個包装
- 新聞紙で包めばいいものを、ポリとかビニールを沢山つかって、プラゴミがかさばる。
- チョコレートなどの個包装。箱は仕方なくともビニール不要。高級店は特に思います。
- 割れ物でもないのに緩衝材が入っている時
- 野菜以外の食料品(お菓子や乾物など)あらゆるパッケージがプラスティックゴミなので紙製などにしてあればよいと思う。
過剰包装が問題だと思う理由について
「過剰包装が問題だと思う理由について、あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。
1位:「ゴミが増える」157人(25.9%)
2位:「資源がもったいない」133人(21.9%)
3位:「環境に悪い」95人(15.7%)
4位:「ゴミを出すのが面倒」85人(14%)
5位:「社会が変わっていかない」66人(10.9%)
6位:「プラ製品に付随する化学物質の体内への悪影響」62人(10.2%)
7位:「その他」8人(1.3%)
「その他」には、以下の内容がありました。
- 臨機応変にして欲しい。
- 見るに耐えない
- 個人の意識の低下
- どんどん過剰包装することで、自分も忙しくなる。(ゴミを捨てたり、ものを食べるのに、何度も包装を剥いだり)
- 過剰包装が当たり前になることで、使い捨て文化が無くならない
- 企業が変わらないと受け入れない人が多い
- 包装する人件費が無駄
- 本当に必要なのか個人で考えるきっかけを失う
こんな包装があったらいいなと思うものについて
「「こんな包装があったらいい」というものがあれば教えてください。 (例)水で溶けて、排水としても環境に害を及ばさない緩衝材」と伺ったところ、以下の結果となりました。※重複している内容は一つにまとめて紹介しています。
- 包装無しでマイバッグに入れるのもありだと思う。
- 生理用ナプキンを買った際、黒い簡易袋のデザイン包装に変えてほしい
- 例の水で溶けて、排水としても環境に害を及ばさない緩衝材、いいですね!
- 再利用しやすい包装紙、包装材がたまったら買い取りしてくれるようなシステム(捨てずに再利用できる)、自然物でできた包装(大きい葉っぱや植物でできた紙など)
- 捨てる際にかなり小さくたためる/縮む緩衝材・包装
- 焼却しても環境負荷の少ないものや光・酸素・微生物による生分解
- 食べられるもの。オマケが入っていたら、嬉しい。
- 食品が長持ちする包装
- 大きさが調整できる段ボール
- 土などに植えたら栄養肥料になる
- 野菜の梱包が紙素材に近いもの
- スーパーのお肉などのトレイがもったいないなと思います
- 雨カバーのビニールを使わないように再利用可の防水性の包装紙
- ドライヤーくらいの熱を加えると極小になる包装
- 香がして、ゴミ出しの日までお部屋中いい香りが漂う!
- 濡らすとかさが減る
- そのままカバンとして使えたりする
- メモ用紙にできる包装紙
- 商品を買った時、必要なら包装紙は貰えるが自分で巻く。包装紙に折れ線や糊しろ、手順番号が印刷されていれば素人も出来るかも。そして、表面にはタイトル(thank youなど)が印刷されていれば、その文言のシールを別で貼らなくても良い
- 可愛いやつ
- 包装再利用システム(持ち帰り時に使った袋をお店に持って行けばもう一度使ってもらえるシステム)
- 各店舗でリユースできる包装を販売すること。
- 布など、捨てるのではなく長期的に使用できる梱包材
- 風呂敷を選べる
- 二重3重にせずとも衝撃を緩和してくれる衝撃緩和剤
- タオルとして使える袋
- アートになる包装
- 再利用可能な紙パックを使った納豆容器
- 2次利用できるもの。例えば、湿気取り。
- コンパクトにたためるプチプチ
- サランラップの外装なしを販売して、外装は使い捨てじゃないモノを使用。 目薬まとめ売りをして欲しい。3個くらいを1つの箱に入れて販売。
- 循環するガラス容器(食べたら、お店に返して、また綺麗になって、商品に使われて、という循環)
- 使用後は返却できる包装
- 企業で回収してくれる
- ボーガスペーパーをメモ帳やラッピングに使えたり、箱がそのまま郵送に使えたり、リユース出来るのがいい。
- ラベルレスボトルのように、包装がないことがプラスに捉えられるプロモーションとともに実施されている包装。包装紙を溶かしたら色が変わって自然に帰るなど楽しむこともできる簡易包装。再利用可能な包装(再利用しましたなど書いてありブランド名が書いてないもの)
- 説明書きが梱包の内側に記載されている。
- 旅行など、服を入れて空気を抜いて省スペースにする圧縮袋に再利用出来る包装
- 紙で出来たプチプチ
- リサイクルで換金
- みつろうラップのような自然素材で繰り返し使えるラップ代替品
関心のある食生活について
「あなたの【関心がある】食生活についてあてはまるものをすべてお答えください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。
1位:「無添加/オーガニック」103人(18.9%)
2位:「グルテンフリー」78人(14.3%)
3位:「高タンパク・低カロリー食」72人(13.2%)
4位:「糖質制限」64人(11.7%)
5位:「ヴィーガン」62人(11.4%)
6位:「マクロビオティック」44人(8.8%)
7位:「フレキシタリアン」23人(4.2%)
8位:「ローフード・リビングフード」21人(3.8%)
9位:「特になし」19人(3.5%)
10位:「オリエンタルヴィーガン」15人(2.7%)
10位:「ペスコ・ベジタリアン」15人(2.7%)
12位:「ラクトベジタリアン」9人(1.6%)
13位:「オボベジタリアン」7人(1.3%)
14位:「ポーヨー・ベジタリアン」5人(0.9%)
14位:「オボラクトベジタリアン」5人(0.9%)
15位:「フルーツタリアン」4人(0.7%)
回答者の年齢について
「40~44歳」:33人(19.2%)
「30~34歳」:30人(17.4%)
「25~29歳」:23人(13.4%)
「20~24歳」:20人(11.6%)
「35~39歳」:16人(9.3%)
「45~49歳」:14人(8.1%)
「50~54歳」:13人(7.6%)
「55~59歳」:11人(6.4%)
「60~64歳」:7人(4.1%)
「~19歳」:3人(1.7%)
「70歳~」:1人(0.6%)
「65~69歳」:1人(0.6%)
本データの使用について
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