SDGsに関する生活者の意識調査2024

公開日: 2024.4.11

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VEGAN’S LIFE編集部では、『SDGsに関する生活者の意識調査2024』を実施しました。SDGsについての認知、SDGsの関連用語に関する認知、SDGsについて知ったきっかけ、SDGsの印象、企業がSDGsに取り組むことに関しての印象、関心のあるSDGsのテーマ、SDGs達成にあなたが重要だと思うもの、SDGs達成のための購買行動としてあてはまるものなどについて伺った。


【調査概要】

調査実施時期:2024年4月1日~4月10日

回答者数:121人

手法:インターネット調査

【サマリー】SDGsに関する生活者の意識調査2024

・SDGsの認知について
回答者の81.8%SDGsについて知っている

・SDGs関連用語について知っているものについて<TOP5>
1位:「食品ロス」108人(11.7%)
2位:「再生可能エネルギー」88人(9.5%)
3位:「ジェンダー」75人(8.1%)
4位:「気構変動」74人(8%)
5位:「フェアトレード」68人(7.4%)

・SDGsを知ったきっかけについて<TOP5>
1位:「テレビ」71人(23.7%)
2位:「ニュース記事」36人(12%)
3位:「SDGs関連メディア」27人(9%)
4位:「報道機関や情報機関のSNS」26人(8.7%)
5位:「ブランドの公式SNS」22人(7.4%)

SDGsに対しての印象について
回答者の88.2%良い印象を持っている。

・企業がSDGsに対して積極的に取り組むことのイメージについて
「配慮しない企業が悪いとは思わないが、配慮している企業は先進的で好印象である」:62人(52.5%)
「義務であると思う」:24人(20.3%)
「義務とまで言わないものの、配慮されない企業があれば非難されて当然だと思う」:17人(14.4%)
「SDGsに取り組む余裕のある企業だけ行えばよいと思う」:9人(7.8%)
「企業は先ずはビジネスに専念すれば良いと思う」:5人(4.2%)
「その他」:1人(0.8%)

・関心のあるSDGsのテーマについて<TOP5>
1位:「海の豊かさを守ろう」:69人(8.3%)
2位:「貧困をなくそう」:60人(7.3%)
3位:「すべての人に健康と福祉を」:58人(7%)
4位:「平和と公正をすべての人に」:57人(6.9%)
4位:「住み続けられるまちづくりを」:57人(6.9%)

・SDGs達成に向けて重要だと思うものについて<TOP5>
1位:「国(政府)の取り組み」:94人(26.3%)
2位:「個人の取り組み(自分を含む)」:88人(24.9%)
3位:「地方自治体の取り組み」:53人(15%)
4位:「企業の大規模な活動・取り組み」:51人(14.4%)
5位:「教育現場での取り組み」:43人(12.1%)

・SDGs達成のための購買行動について<TOP5>
1位:「マイバックを持参する」:105人(14.6%)
2位:「節電や省エネを意識した行動を心がける」:81人(11.3%)
2位:「マイボトルを持参する」:81人(11.3%)
4位:「買い物をするときは、必要な分だけを買うようにする」:78人(10.9%)
5位:「使用済みのペットボトルや古紙などを資源回収ボックスに持参する」:67人(9.3%)

・SDGsに沿った商品であるか購入・利用する際にどの程度考慮するかについては、SDGsの活動に熱心な企業のサービスであるか考慮する75.5%が回答。

SDGsの認知について

「SDGsについて知っていますか。 ※SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称」と伺ったところ、以下の結果となりました。


「説明できるほどではないが、一応内容まで知っている」46人(38%)
「簡単な内容なら説明できるくらい知っている」44人(36.4%)
「聞いたことがある程度」19人(15.7%)
「内容を詳しく説明できるくらい知っている」9人(7.4%)
「内容も知らないし、聞いたこともない」3人(2.5%)

回答者の81.8%SDGsについて知っている

SDGs関連用語について知っているものについて

「SDGs関連用語について知っているものを教えてください。あてはまるも全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


1位:「食品ロス」108人(11.7%)
2位:「再生可能エネルギー」88人(9.5%)
3位:「ジェンダー」75人(8.1%)
4位:「気構変動」74人(8%)
5位:「フェアトレード」68人(7.4%)
6位:「カーボンニュートラル」65人(7%)
7位:「マイクロプラスチック」61人(6.6%)
7位:「グリーンエネルギー」61人(6.6%)
9位:「エシカル消費」56人(6.1%)
10位:「極度の貧困/相対的貧困」54人(5.8%)
11位:「生物多様性」49人(5.3%)
11位:「ダイバーシティ」49人(5.3%)
13位:「ウェルビーイング」44人(4.8%)
14位:「フェムテック」35人(3.8%)
15位:「小規模農業/漁業」23人(2.5%)
16位:「サーキュラーエコノミー」14人(1.5%)
17位:「その他」1人(0.1%)

SDGsを知ったきっかけについて

「SDGsについて知ったきっかけを教えてください。あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


1位:「テレビ」71人(23.7%)
2位:「ニュース記事」36人(12%)
3位:「SDGs関連メディア」27人(9%)
4位:「報道機関や情報機関のSNS」26人(8.7%)
5位:「ブランドの公式SNS」22人(7.4%)
6位:「勤務先の業務」20人(6.7%)
7位:「知人のSNS」18人(6%)
7位:「ライフスタイルメディア」18人(6%)
9位:「雑誌」16人(5.4%)
10位:「新聞」14人(4.7%)
11位:「ラジオ」12人(4%)
12位:「学校の提案」11人(3.7%)
13位:「交通広告」6人(2%)
14位:「その他」2人(0.7%)

「その他」には次のような声がありました。

  • ヘルプマーク絡みで
  • 子供が学校で習ったので。授業参観などで説明してくれた。


SDGsに対しての印象について

「あなたはSDGsに対してどのような印象を持っていますか。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


回答者の88.2%良い印象を持っている。

企業がSDGsに対して積極的に取り組むことのイメージについて

「企業が、SDGsに対して積極的に取り組むことについてあなたの感覚に近いものをお選びください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


「配慮しない企業が悪いとは思わないが、配慮している企業は先進的で好印象である」:62人(52.5%)
「義務であると思う」:24人(20.3%)
「義務とまで言わないものの、配慮されない企業があれば非難されて当然だと思う」:17人(14.4%)
「SDGsに取り組む余裕のある企業だけ行えばよいと思う」:9人(7.8%)
「企業は先ずはビジネスに専念すれば良いと思う」:5人(4.2%)
「その他」:1人(0.8%)

「その他」には次のような回答がありました。
・取り組む姿勢はいいと思うがいいものを作れているか疑問に思うこともある。

関心のあるSDGsのテーマについて

「関心のあるSDGsのテーマについて教えてください。あてはまるもの全てにチェックしてください。 」と伺ったところ、以下の結果となりました。


1位:「海の豊かさを守ろう」:69人(8.3%)
2位:「貧困をなくそう」:60人(7.3%)
3位:「すべての人に健康と福祉を」:58人(7%)
4位:「平和と公正をすべての人に」:57人(6.9%)
4位:「住み続けられるまちづくりを」:57人(6.9%)
6位:「飢餓をゼロに」:55人(6.7%)
7位:「つくる責任、つかう責任」:53人(6.4%)
8位:「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」:52人(6.3%)
9位:「安全な水とトイレを世界中に」:51人(6.2%)
10位:「人や国の不平等をなくそう」:50人(6.1%)
11位:「気候変動に具体的な対策を」:47人(5.7%)
12位:「陸の豊かさを守ろう」:45人(5.4%)
13位:「ジェンダー平等を実現しよう」:42人(5.1%)
14位:「質の高い教育をみんなに」:41人(5%)
15位:「働きがいも経済成長も」:37人(4.5%)
16位:「産業と技術革新の基盤をつくろう」:25人(3%)
17位:「パートナーシップで目標を達成しよう」:22人(2.7%)
18位:「この中に関心のあるものは一つもない」:4人(0.5%)
19位:「その他」:2人(0.2%)

「その他」には次のような回答がありました。

  • アニマルウェルフェア
  • 動物を搾取しない!


SDGs達成に向けて重要だと思うものについて

「SDGs達成にあなたが重要だと思うものを3つ選択してください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。



1位:「国(政府)の取り組み」:94人(26.3%)
2位:「個人の取り組み(自分を含む)」:88人(24.9%)
3位:「地方自治体の取り組み」:53人(15%)
4位:「企業の大規模な活動・取り組み」:51人(14.4%)
5位:「教育現場での取り組み」:43人(12.1%)
6位:「有名人/著名人の活動」:11人(3.1%)
7位:「NGOなどの国際団体の活動」:8人(2.3%)
8位:「NPOなどの市民団体の活動」:5人(1.4%)
9位:「わからない」:2人(0.6%)

SDGs達成のための購買行動について

「SDGs達成のための購買行動として、あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


1位:「マイバックを持参する」:105人(14.6%)
2位:「節電や省エネを意識した行動を心がける」:81人(11.3%)
2位:「マイボトルを持参する」:81人(11.3%)
4位:「買い物をするときは、必要な分だけを買うようにする」:78人(10.9%)
5位:「使用済みのペットボトルや古紙などを資源回収ボックスに持参する」:67人(9.3%)
6位:「ストローやフォーク・スプーンなどの使い捨てプラスチックを極力使わない」:60人(8.4%)
7位:「地元で生産された商品を選ぶ」:48人(6.7%)
7位:「なるべく賞味期限が近く、手前に陳列された商品を購入する」:48人(6.7%)
9位:「リサイクル素材を使用した商材を購入する」:36人(5%)
9位:「フェアトレードの商品を選ぶ」:36人(5%)
9位:「アニマルフリーの商品を選ぶ」:36人(5%)
12位:「古着やアップサイクルされた衣料品を選ぶ」:23人(3.2%)
13位:「被災地に寄付できる商品を選ぶ」:16人(2.2%)
14位:「その他」:3人(0.4%)

「その他」には以下の回答がありました。

  • アニマルウェルフェアに配慮された商品の購入
  • 使い捨て、食べ残し、無駄な買い物はしない
  • 使い捨てないシリコンラップやみつろうラップを使う、生ゴミは極力乾燥させて捨てる

SDGsに沿った商品であるか購入・利用する際にどの程度考慮するかについて

「SDGsに沿った商品であるか、SDGsの活動に熱心な企業のサービスであるかを購入・利用する際にどの程度考慮しますか。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


SDGsの活動に熱心な企業のサービスであるか考慮する75.5%が回答。

回答者の関心のある食生活について


1位:「無添加/オーガニック」:74人(18.1%)
2位:「ヴィーガン」:56人(13.7%)
2位:「グルテンフリー」:56人(13.7%)
4位:「高タンパク・低カロリー食」:53人(13%)
5位:「糖質制限」:39人(9.5%)
6位:「マクロビオティック」:28人(6.8%)
7位:「フレキシタリアン」:26人(6.4%)
8位:「ローフード・リビングフード」:20人(4.9%)
9位:「特になし」:11人(2.7%)
10位:「オボベジタリアン」:10人(2.4%)
11位:「ラクトベジタリアン」:9人(2.2%)
12位:「オリエンタルヴィーガン」:8人(2%)
13位:「ペスコ・ベジタリアン」:7人(1.7%)
14位:「オボラクトベジタリアン」:6人(1.5%)
15位:「ポーヨー・ベジタリアン」:3人(0.7%)
15位:「フルータリアン」:3人(0.7%)

回答者の年齢について


「40~44歳」:25人(20.7%)
「25~29歳」:19人(15.7%)
「50~54歳」:17人(14%)
「45~49歳」:17人(14%)
「35~39歳」:16人(13.2%)
「30~34歳」:14人(11.6%)
「20~24歳」:9人(7.4%)
「~19歳」:3人(2.5%)
「55~59歳」:1人(0.8%)

本データの使用について

本調査データは、下記2点を満たす場合にご自由に引用頂けます。


①出典を『SDGsに関する生活者の意識調査2024 by VEGAN’S LIFE 』と明記して頂くこと

②本ページへのリンクを設置して頂くこと


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