ヴィーガンライフにもおすすめ！食べるファスティング「DELIFAS！（デリファス）」を試してみた

「食べもので、生きかたをつくる」をコンセプトに置き、日常生活にうまくファスティングを取り入れることで多くの方々の健康を見直すきっかけを提供している、食べながらファスティング（乱れた食生活によって疲れた内臓を休ませて、身体を正常なリズムに戻すこと）ができるサービス「DELIFAS！（デリファス）」を編集部スタッフが試してみました。

ファスティングのコースはいくつかあるのですが、今回は、週末2日で無理なく続けられそうなコースを選択。
オーダー後は、2日分のミールキット（レシピ付き）が届きます。野菜は2日分以上の量が届くので、その後のレシピにも役立つこと間違いなし。

1日3食、食べることを前提に作られているミールキットは季節に応じて野菜の種類が変わったり、朝食のメニューがスムージーorポタージュから選ぶことが可能です。冬場はポタージュ、夏などの暑い季節はスムージーと使いわけることもおすすめです。

食べるファスティング：1日目

テーマは、「消化・代謝を促し、身体をリセット」

1日目は消化器官の動きを高め、前日までの食事による消化負担を軽くしていくことを目的としています。そのため、代謝を高める食材を中心に摂取します。

食事以外に、リンパマッサージや軽いストレッチ、半身浴をすることで血行促進を促します。
まずは、朝食からみていきましょう。

甘さとほろ苦さが楽しめる「アスパラガスの豆乳ポタージュ」

メインの食材：アスパラガス、玉ねぎ、じゃがいも、豆乳

消化機能を高める玉ねぎと、代謝促進が期待できるアスパラガスや豆乳を使用したスープ。冷凍から製品を取り出し、熱湯で8分温め、いつもより食事のスピードを緩めることを意識していただくのがおすすめです。

アスパラに含まれるアスパラギン酸は、新陳代謝の促進だけでなく、疲労回復やスタミナを向上させる効果も！
次に昼食をみていきましょう！

胃腸を整えて代謝をあげる「愛南ゴールドと大根の爽やかサラダ」

メインの食材：紅大根・愛南ゴールド・レタス

大根を薄くスライスし、愛南ゴールドの白いわたの部分には、食物繊維が含まれているため少し残しながら取り入れることがおすすめです。

おすすめのドレッシング：ごまポン酢ドレッシングなど

次に夕食をみていきましょう！

腸内環境と肌を整える「根菜とハトムギの生姜スープ」

メインの食材：ごぼう・れんこん・長ネギ・人参・えのき・しめじ・ブロッコリー・ハトムギ・生姜

ごぼうやれんこんなどの根菜類は、水溶性・不溶性食物繊維の両方が含んでいるのが特徴です。
水溶性食物繊維は、腸で善玉菌を増やし、不溶性食物繊維は腸で水分を含み膨らむことで腸をキレイに！腸活におすすめな食材です。また、ハトムギには利尿作用と新陳代謝を促す効果があり、むくみ対策で注目されています。

食べるファスティング：2日目

テーマは、「肝機能を改善し、不要な老廃物をリセット」

消化負担が軽減した2日目は、腸内環境を整える食材で腸の動きをアクティブにしていきます。デトックスやむくみ解消を意識し、肝機能にアプローチする食材を摂ることで身体の中に蓄積された老廃物を流すイメージをもちます。水分補給が大切で、お水以外に、ノンカフェインで利尿作用がある「あずき茶・ルイボスティー・ハト麦茶」などもおすすめです。

空腹には温かいノンカフェインのお茶、頭痛がでたときには黒糖などを摂り無理はしないように。普段、カフェインを多く摂っている生活をしている方は頭痛を感じやすいかもしれません。

実際、スタッフも頭痛がありましたので、黒糖を摂りました。普段どれだけカフェインを摂りすぎているかこの時に反省しました（笑）

2日目の朝食からみていきましょう。

やさしい甘さがカラダにしみわたる「新玉ねぎと塩麹のポタージュ」

メインの食材：新玉ねぎ・じゃがいも・塩麹・豆乳

玉ねぎは体内のナトリウム濃度を調整し、水分量を適正に保つカリウムが多く含まれているのが特徴です。塩麹のビタミンB群には代謝を上げる効果・肌・粘膜の健康を維持する効果もあることから美肌作りに欠かせないアイテムとしても注目されています。

次に昼食をみていきましょう！

むくみを改善しカラダの流れを整える「ケールとマッシュルーム・ズッキーニのサラダ」

メインの食材：マッシュルーム・ズッキーニ・ケール・トマト

ケールには肝機能を高めるイソチオシアネート、鉛などの有害物質の除去効果が期待できるクロロフィルが含まれていると言われています。トマトとズッキーニはカリウムを豊富に含んでいることから、老廃物を排出しむくみの改善が期待できます。マッシュルームには、パントテン酸が含まれておりストレスを和らげる効果があると言われています。

おすすめのドレッシング：塩麹ドレッシングなど

次に夕食をみていきましょう！

ぎゅっと旨味を閉じ込めた「緑の野菜の豆乳クリームスープ」

メインの食材：菜の花・ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、セロリ、かぶ、豆乳

肝機能を高めるイソチオシアネート、カラダの老廃物を排出するカリウムを含む芽野菜を使用し、カラダの内側からすっきりさせてくれるスープ。キャベツに含まれる「ビタミンU」には消化機能を高め、胃腸をすっきりさせてくれる効果も！

ファスティングを終えたらするべきこと

ファスティング期間が明けたら、「回復食」を摂ってから元の食生活に戻りましょう。すぐに普段どおりの食事に戻してしまうと休んでいた消化器官が驚き、内臓への負担が多くなってしまい肌荒れの原因にもなります。そのため、ファスティング終了後には回復食にこだわり、栄養素の吸収力を意識するのがおすすめです。

＜おすすめの回復食＞
・食材・調味料・油は質の高いものを！添加物は避けましょう！
・食事のはじめには、野菜・海藻類・きのこを
・水分はたっぷりと
・アルコール/カフェイン/お菓子は避ける

＜回復食は2日間実施＞
1日目：植物性タンパク質を取りましょう。
朝：スムージーorフルーツ
昼：野菜と豆類のスープ、サラダ
夜：玄米粥、梅干し、野菜と豆類のスープ、サラダ

2日目：消化のよいタンパク質を摂り、少しずつ通常食へ
朝：玄米粥、具沢山のスープ、フルーツ
昼：玄米粥、納豆、具沢山のスープ、サラダ
夜：玄米粥、梅干し、野菜たっぷりの味噌汁、もずく酢、ぺスカタリアンの方は焼き鮭、ヴィーガンの方は豆腐・豆類でタンパク質を！
3日目からは普段通りの食事に戻してOKですが、なるべく夜はお野菜たっぷりのスープを中心に揚げ物は減らし胃腸を休めることがおすすめです。

食べるファスティング2日目を終えての感想

過去に酵素ドリンクのみで過ごすファスティングを経験したことがあるのですが、その時と比較してもだいぶラクなファスティングでした。改めて食材と向き合い、それぞれの食材がカラダにどう作用するのかを知ることはヘルシーなライフスタイルを送るにあたり重要なことだと思いました。身体が重い、肌荒れ、便秘がちそんな方はまずは週末だけのファスティングもおすすめです。

ファスティング初心者の方には、カウンセリングが付いたこちらのプランがおすすめです。ぜひ、ヴィーガンライフを送られているも注目してみてください。