世界市場規模40億ドル超え「代替肉」。フランスでは代替肉に「ステーキ」、「フィレ」、「ハム」を含む21の用語の使用を禁止
share
バーガーパティからソーセージ、「チキン」ナゲットに至るまで、植物ベースの「代替肉」がスーパーマーケットの棚の主力商品となり、消費者の求めるニーズが高まるにつれ、この業界は世界市場規模40億ドルを超えるまでに成長している。
フランスでは、ガブリエル・アタル首相と保健省、財務省は、代替肉製品のパッケージに「ステーキ」、「フィレ」、「ハム」を含む21の用語の使用を禁止した。
表示法の違反者には、個人には最大1,500ユーロ(約1,620ドル)、企業には最大7,500ユーロ(約8,120ドル)の罰金が科せられるが、生産者には肉のラベルが含まれた既存の在庫を一掃するまでに1年の猶予が与えられる。
代替肉の表示の規制については、欧州で長年、植物性ミルクを「ミルク」と表示するかしないかで議論されているケースに似ている。農民(畜産・酪農業含む)の力が強い欧州では、彼らと上手くやっていく必要があり、逆に畜産や酪農業の方が競合他社に非常に危機感を持っていることを表していると思います。
いずれにせよ、このようなルールづくりはEUはとても得意で日本は遅れがちですが、ここで決まったことが数年後日本に導入されるのだろうと予測しています。
https://time.com/6835913/france-plant-based-meat-steak-label-global-regulations/