サプライズなヴィーガンメニューがいっぱい！カラダにも地球にもうれしいカフェ「ukafe（ウカフェ）」

公開日: 2024.6.4

更新日: 2024.9.11

2010年3月、東京・六本木にトータルビューティブランド「uka（ウカ）」のカフェとしてオープンした「ukafe（ウカフェ）」。からだの栄養も心の栄養もきちんととれるカフェとして、これまでにないあたらしいコンセプトの提案で瞬く間に口コミで話題に。

その後、2021年3月にサステナブルでトレーサブルなカフェへリニューアル。安心して美味しく食べられることはもちろん、できる限り環境に負荷をかけず、美しい水・土・大気を守るため、スタッフが直接足を運んで選んだ野菜、土からこだわって栽培された酵素農法の玄米、有機肥料を使用して自分たちで育てたハーブを使用。カフェで使用する食材は、育った環境や生産の過程がしっかり追跡でき「カラダにも地球にもうれしいカフェ」として注目を浴びている。

食の主義問わず、ヴィーガン、プラントベース、ベジタリアンメニューも美しくて、美味しいと話題のUkafeにカフェを通して実現したい未来について伺いました。

ukafe誕生のきっかけについて教えてください

トータルビューティーサロンuka は、さなぎが蝶になる「羽化」のように、女性も男性もひとりの大人としてより美しく輝き、蝶たちが花から花へと受粉の手伝いをするように世の中に美を広める存在になっていけたら。そんな願いがukaというネーミングに込められています。そしてukafeはより美しくなった蝶たちが蜜を吸いにくる場、身体の内側からもきれいになってもらえるよう健康によい、美容によい食事の提供を目指しています。

ヴィーガンメニュー導入のきっかけは

2010年4月のオープン当初からヴィーガンメニューを提供していました。その後、2021年4月にウカミッドタウン店のリニューアルとともにカフェのメニューやスタイルも入れ替え今のかたちになりました。

2010年オープン当時、私たちも、ヴィーガンについて手探りの状態でした。そのため、当時、ヴィーガンカフェをプロデュースされ、メディアでも活躍されていた株式会社エイタブリッシュ（旧Cafe Eight株式会社）清野玲子氏にプロデュースいただき、メニュー開発などにもご協力いただきました。

その後、良いタイミングでヴィーガンのスタッフを採用、当時のシェフとキッチンスタッフなどで試行錯誤しながら、少しずつメニューを更新していきました。また、ミートフリーマンデー（週のうちの1日(月曜日)は植物性のものだけを食すと言う活動）として、毎週月曜日、7〜8種類の大皿料理をご用意し、ヴィーガンビュッフェを行っておりました。

ヴィーガンのお客様やミッドタウンのお仕事帰りのOLさんなどに大変お喜びいただけたことを今でもよく覚えております。

メニュー開発の苦労点（メニューづくりのこだわり）について教えてください。

健康によい、美容によい、季節のもの、地のもの、サプライズをテーマにメニュー開発をしています。化学調味料や保存料不使用にもこだわり、ソースやドレッシングも一から手作りです。

毎年大好評のヴィーガンかき氷

素材にこだわり、砂糖不使用、ヴィーガン対応、グルテンフリーの店内手作りグラノーラ

店内では、ヴィーガングラノーラボウルとなって登場！

手土産としても人気のヴィーガングラノーラ

ご縁があり千葉県山武市の生産者、齊藤完一氏のお野菜を中心に提供させていただいております。齊藤完一氏は、30年以上の歳月で、化学肥料や農薬に頼らない、地元の酒蔵から出た酒粕や醤油工場から出た昆布の出し殻、コーヒーメーカーから出るコーヒー豆殻等を発酵させ堆肥を作り、それらを土壌とするたがやす農法を確立しました。

齊藤完一氏

環境に負荷を与える農業資材や機械の使用もできるだけ控え、より自然に近い環境で野菜本来のパワーを引き出す農法を進めています。カラダにも地球にもうれしいカフェを目指す ukafe では、食べても大丈夫なくらい安全な土で、のびのびと育った野菜をお客様に提供しております。

ヴィーガンメニューをオーダーされたお客様の反応は

Vegan ホイコーロー

「きのことほうれん草のホットサンド」

※パンはBOULANGERIE BURDIGALAさんの動物性食品不使用のパンを使用

ホームページなどで事前に調べてヴィーガンメニューを求めて来られるお客様もいますし、ヴィーガンについて詳しくないお客様も美味しそうだから注文しましたという方もいらっしゃいます。ヴィーガン食ってもっと素朴なイメージだったという声を聞きますが、食べてみて印象が変わった、また他のものも試してみたいという感想を頂いたときとても嬉しく思います。