MORETHAN BAKERY(モアザン ベーカリー)が実施する「#SUNDAY VEGAN」

公開日: 2022.2.3

更新日: 2022.9.29

インタビュー

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ありそうでなかったヴィーガンパンがいっぱい!どのパンを食べてもおいしい。常識をくつがえしたパン。「材料はこれと決めつけて、代替品を使うなど、それはしない。」素材を改めてみてみると、一つ一つ丁寧に作られたパンは作り手の願いが込められている。

ヴィーガンでもヴィーガンでなくても楽しめる、日曜日限定で開催される注目のベーカリー MORETHAN BAKERY(モアザン ベーカリー)が実施する「#SUNDAY VEGAN」をご存じですか。

ベーカリーは、ライフスタイルホテル「THE KNOT TOKYO Shinjuku」の1階にあり、宿泊者、近隣に勤める方、またブルックリンにありそうなお洒落な空間を楽しみたく訪れる方も多いそう。
ホテルオープンから3年が経過したが、その半分以上はコロナ禍。大変な時期ではあるが、スタッフたちの斬新なアイディアや企画で話題のベーカリーとなっている。
その企画の一つが、毎週日曜日限定でヴィーガンのパンだけを販売する「SUNDAY VEGAN」だ。

これまで自分たちが出会えなかった人と、どれだけ出会えるか?」をテーマに企画され、スタッフ自らがヴィーガンを楽しむことをモットーに実施しているという。
ヴィーガンを楽しむ!」この言葉を聞いて、VEGANLIFE編集部スタッフも共感し取材にうかがった。取材に対応してくださったのがSUNDAY VEGAN マネージャーの山口友希さんだ。

山口さん自身について教えてください。

これまで、駒沢大学にあるバワリーキッチンやロンハーマンカフェの千駄ヶ谷で料理長を務め、現在は、MORETHAN BAKERYのマネージャー兼サンドイッチディレクターとしてレシピ開発・製造を統括しています。実は、ベーカリーに携わるのは今回が初めてでした。そのため、「ベーカリーとのテイストとしては違う」と思う方もいらっしゃると思いますが、「出会いとご縁を大切に、食に付加価値を付け、世界中の人が垣根なく楽しめるパンを提供したい!」という想いを常にもち、楽しみながら仕事をしています。

ヴィーガンパンを販売しようと思ったきっかけを教えてください。

外国の利用者が多いホテル内にショップがあるので、ヴィーガンパンの販売は要望としてあったのも事実ですが、一般的にハード系のパンやベーグルなどは動物性食品不使用のものも多く、実際にヴィーガンの方がそのようなパンを手にしていることが多いことも知っていました。
しかし、柔らかいパンやスイーツ系のパンでヴィーガン対応の商品を提供しているお店が少ないのも事実で、コロナ禍において色々と考える機会があり「美味しいに価値をつけたパン作り」にチャレンジしたい気持ちがより一層強くなり、ヴィーガンパンの開発にむけてプロジェクトをスタートしました。

ヴィーガンパンを作るにあたり大変だったことは?

社内にヴィーガンが一人もいなかったこともあり、食材選びや製造工程で苦労したことはありましたが、枠にはまらず美味しいパンを作ることに集中しました。ヴィーガンであるかないかに関わらず、誰にとってもワクワクできるパン、サンドイッチ、焼き菓子を作るためにアイディアを出し合い何度も試作を繰り返しました。
コクの出し方、食感、調味料の選別など苦戦したことはたくさんありましたが、視点を変えることでどんどん道が開けていきました。例えば、食感出しについては、パンの耳やパン粉を使うことで解決できました。
「これがヴィーガンパンなの?」「美味しいヴィーガンパン」といった声が耳に入るたびに作ってよかったと思いました。

SUNDAY VEGANついて教えてください。

SUNDAY VEGANは、毎週日曜日に同場所で開催しているALL VEGANのパンを楽しむ日で、店頭には30種類以上のヴィーガンパンが並んでいます。
当初、ヴィーガンを理解しているメンバーがおらず、言葉のイメージだけでハードルが高く、偏っているといった理由で反対の意見もありました。
しかし、ヴィーガンという言葉に着目するのではなく、「みんなが一緒に楽しみ、これまで自分たちが出会えなかった人にどれだけ出会い、美味しさを共有できる日」としてイベントやポップアップからスタートしました。

(例)morethanにフラワーショップがやってくる!食卓に美味しいパンがあると、一人うきうきと気分があがっちゃう。
でも、そこに可愛らしいお花も飾ったら・・・大好きな人たちを呼びたくなっちゃう!なんてことない日のなんてことない時間もつい笑顔になる魔法。

morethanにフラワーショップがやってくる!お花屋さんとのコラボレーション

ヴィーガンアメリカンベイクショップ「ovgo_officialさん」とのコラボ

注目のイラストレーターやクリエイターとコラボしエコバックにもなるフラワーイラスト入りの風呂敷の販売も!

パンだけの販売にとどまらず、エシカルでかわいいもの・女の子がワクワクするアイテムの販売も!

イベントを通して、みんなが同じ想いをもって楽しめる日として「#SUNDAY VEGAN」という言葉が少しずつ浸透していっているのはうれしいことだなと思います。

ここでしか食べられない!人気のヴィーガンパンを教えてください。

コロッケパン、フレンチトーストですね。

ヴィーガンコロッケパン

ヴィーガンだからといって代替品だけに頼ったりせずに、テクスチャーを日々研究し、ヴィーガンでなくてもおいしく食べてもらうことをモットーにパンを作っています。メークインを使ったほっくりコロッケにタルタルソースをたっぷりかけた、食感もおいしいヴィーガンコロッケパン。
コロッケの食感だしにはパンの耳を衣にして使用。そのほか、使用する野菜は、青梅にある有機栽培の農家さんと提携し、生産者の顔が見えるものを使用しています。
コロッケパンについているオリジナル自家製タルタルソースは、かなりこだわっていますのでぜひ味わってほしいです。

ヴィーガンフレンチトースト

パンの表面が、クリームブリュレのようなキャラメリーゼに似た食感のカリッとしたフレンチトースト。「本当にヴィーガン?」という言葉聞くたびに嬉しくなりますね。

SUNDAY VEGANを通して実現したいこと。

ヴィーガンって?とりあえず食べてみよう!」から・・・ヴィーガンは少しサスティナブルの要素があって「私たち今日はちょっとだけ地球に良いことしたね!」といった声や口にする食材が何でできていて、どこで作られているのだろうと素材や生産者さんへの興味をもってもらえたらうれしいですね。飲食店だけでつながるのはなく、例えばアパレル・美容など様々なジャンルの方々とコラボレーションし「Vegan Sunday」という日を一緒に楽しめることが私の本望です。

2月には、アパレルのジャーナルスタンダードさんとのコラボレーションも予定しておりますので、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです。情報は、インスタグラムなどでお知らせします。
2/19(土)・20(日) JOURNAL STANDARD 自由が丘店
2/26(土)・27(日)JOURNAL STANDARD 表参道 ladies店

※コロナの感染状況拡大により予定が変更になる場合がございます。

――――山口さん、ありがとうございました。

「SUNDAY VEGAN」という日を通して、たくさんのご縁と笑顔が生まれることを私自身も楽しみにしています。

https://www.mothersgroup.jp/shop/morethan_bakery.html

写真提供: 山口友希 さん

VEGAN’S LIFE編集部

編集部スタッフ

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学生時代から世界中を旅する中で出会ったヴィーガンライフ。健康のために、ヴィーガン食を取り入れています。 ヴィーガン検定1級/発酵食品マイスター

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