和食はいま、次のステージへ。プレミアム缶ブランド「和の食」が挑むヴィーガンスイーツという新領域
公開日: 2026.2.10
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和食はいま、大きな転換点に立っています。動物性食材に頼らずとも、美味しさも満足感も妥協しない——。
そんなプラントベースの思想が、日本の伝統食材と結びつき始めました。大阪・木津卸売市場発のプレミアムブランドが送り出すのは、奈良県産の吉野葛を使用したヴィーガン対応スイーツ「葛豆腐」。
これは、単なる新商品ではありません。伝統・技術・価値観が交差する、“これからの和食”を象徴する一品。ヴィーガンは代替ではなく、より良い選択へ。和のデザートは今、新たな進化の入り口に立っています。
プレミアム缶ブランド「和の食」が目指すもの
大阪・木津卸売市場に店を構える「和の食」は、日本の伝統的な食文化を世界へ発信するプレミアム和食缶詰ブランド。市場直送の希少な食材を活かし、小ロット製造によって保存料を極力抑えながら高品質な製品を実現。
「日本食を世界へ」をコンセプトに、国内外の観光客に向けた高付加価値ギフト需要にも応えています。公式サイトでも、全国から選び抜いた素材を技で丁寧に仕立て、“日本の四季を閉じ込めた小さな芸術品”のような一缶を届ける思想が掲げられています。保存料を使わず安全と美味しさを両立し、常温保存が可能で賞味期限は約3年。贈答品としても適した設計です。
伝統食材「葛」から生まれたヴィーガンスイーツ

photo by official HP
和の食は、日本古来の健康食材である「葛」に着目し、新しい食感の和風デザート「葛豆腐」を開発しました。動物性由来の材料を使用していないため、ヴィーガンの方でも安心して日本の伝統的な美味しさを楽しめる、もっちり滑らかな和スイーツに仕上がっています。
ラインナップは抹茶・ほうじ茶・黒胡麻・酒(久保田)の4種類。
価格はいずれも1,620円(税込)です。
美味しさを支える、3つのこだわり素材
葛豆腐の核となるのは、厳選された日本の素材です。
奈良県産の希少な吉野葛
独自配合により、力強いコシともっちりとした粘り、喉越しの良さを引き出している。
徳島県産・阿波和三盆糖
後味のすっきりとした上品な甘みが特徴。
厳選大豆の濃厚豆乳
大豆の豊かな香りが広がるクリーミーな質感。
和の香りを楽しむ4つのフレーバー

抹茶
高級抹茶をブレンドし、深いコクとほどよい苦味、驚くほどすっきりした後味を実現。
素材:豆乳・砂糖(和三盆・グラニュー糖・和砂糖)・葛粉・抹茶・寒天
ほうじ茶
香ばしく焙煎された国産ほうじ茶と豆乳の甘さが調和した、どこか懐かしい味わい。
素材:豆乳・砂糖(和三盆・グラニュー糖・和砂糖)・葛粉・ほうじ茶・寒天
黒胡麻
濃厚な胡麻の風味と和三盆の甘みが絡み合う、満足度の高い仕上がり。
素材:豆乳・砂糖(和三盆・グラニュー糖・和砂糖)・葛粉・黒胡麻・寒天
酒(久保田)
老舗酒蔵・朝日酒造の銘酒を使用した“大人のためのデザート”。吟醸香がふわりと広がります。
食通への手土産や特別な日のデザートにもおすすめされています。
素材:豆乳・酒(久保田)・砂糖(和三盆・グラニュー糖・和砂糖)・葛粉・寒天
プレミアムブランドがヴィーガンに挑む意味
高品質な和食缶詰を手がけてきたブランドが、なぜヴィーガンスイーツを展開するのでしょうか。その背景には、食市場の確実な変化があります。ヴィーガンはもはや一部の人のための選択ではありません。健康志向、環境配慮、倫理的消費といった価値観と結びつき、世界的に支持が広がっています。その流れの中で、日本の伝統食材を活かしたプラントベース商品は、和食の新しい可能性を提示する存在になりつつあります。特に葛は、植物由来でありながら独特の弾力と滑らかさを持つ素材。動物性食材に頼らず満足感を生み出せる点は、今後の和スイーツにおいて大きな強みになるでしょう。
保存食から「文化を届ける一缶」へ

和の食は、市場のメインストリート入口に位置し、伝統的な市場文化と最新の加工技術が交差する新しい食スタイルを提案しています。常温保存できる設計は、「ギフト」「観光客向け土産」「自宅での贅沢時間」など幅広いシーンを想起させます。保存食という枠を超え、日本文化を持ち帰る体験価値を生み出していると言えるでしょう。
ヴィーガンは「代替」から「上質な選択」へ
今回の葛豆腐が象徴しているのは、ヴィーガンが“我慢の食事”ではなく、積極的に選びたくなるプレミアム体験へ進化しているという事実です。日本の伝統 × プラントベース。この融合は、和食が世界へ広がる新しい入り口になるかもしれません。保存食の概念を超え、文化を届ける存在へ。プレミアム缶ブランドの挑戦は、これからの和スイーツの可能性を大きく広げていきそうです。和食はいま、次のステージへ向かっています。



