元プロサッカー選手鈴木啓太氏が作る腸活セレクトショップ「aub food pantry(オーブ フードパントリー)」、腸活調味料とは?
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腸ケア商品を開発・販売するAuB(オーブ)(株)は、創業10年となる今年、おなかにやさしい「腸活」食品などを取り扱う新ブランド「aub food pantry(オーブ フードパントリー)」を、2025年7月4日(金)にリリース。新ブランドの第一弾として、腸の健康を考えた「さしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)」の基礎調味料と炊飯用のオーツ麦など8商品を販売。
腸活が注目される理由とは
ここ数年で「腸活」という言葉を耳にする機会が増えました。腸は“第二の脳”とも呼ばれ、免疫やホルモン、精神の安定にも深く関わっていることが研究により明らかになってきています。現代人の多くは、ストレスや偏った食生活、過剰な食品添加物の摂取などにより、腸内環境が乱れやすい状態にあります。そこで注目されているのが、日々の食事に「腸にやさしい」選択を取り入れること。中でも“腸活調味料”は、手軽に始められる新しい腸活スタイルとして注目されています。
「腸活調味料」とは
腸活調味料とは、発酵食品や食物繊維など腸内環境に良いとされる成分を含んだ調味料のこと。みそやしょうゆ、塩などの基本調味料を、発酵や菌の力でアップデートしたものが代表的です。2025年7月、腸内環境とパフォーマンスの関係を長年研究してきたAuB(オーブ)は、「aub food pantry(オーブフードパントリー)」という新ブランドを立ち上げた。
テーマは、“さしすせそで、おなか想いの食卓を”。
腸に優しい発酵・菌・食物繊維にこだわった、全8種類の調味料と食品を展開。
「aub food pantry(オーブフードパントリー)」立ち上げの背景とは
ブランドの代表 鈴木啓太氏は、今回の新ブランド立ち上げについてこのように語っている。
「私の母は調理師でした。幼い頃から食卓には味噌汁やぬか漬け、甘酒などの発酵食品が当たり前のように並んでいる環境で育ってきました。プロサッカー選手として生活する中でも、食事には常に気を配り、遠征でも緑茶や梅干しを携帯するのが“当たり前”でした。そうした“当たり前”が自分のコンディションの土台を支えてくれていたことに気づくエピソードが、日本代表として中東での海外試合のことです。慣れない食事や環境の変化もあり、23人中18人のメンバーがトイレにこもったり、体調を崩したりするなか、私は最後まで普段通りにプレーができました。それは、日頃から“腸活”を意識した食事をしていたからです。“腸”の重要さに気付き、引退とほぼ同時に当社を起業しました。「すべての人を、ベストコンディションに。」というミッションを掲げ、これまでサプリメントや腸内環境検査サービスなど、腸を軸としたコンディショニングサポートを展開してきました。
当社は今年で創業10年を迎えます、その節目の年に「もっと日常に近いところからコンディショニングサポートができないか」と考え、あらためて自身のコンディショニングの原点でもある「食」に立ち返りました。
健康的な食生活のことを「まごわやさしい」と表現することがありますが、実際にそういった食事を継続するのは大変です。もっと手軽で、それでいて本質的に身体にいい。毎日の調味料を変えてみる、毎日のごはんにちょっと足す。そういった日常生活での使いやすさとおなかのためを想った食品を届けたいと思ったことが、腸活食品セレクトブランド「aub food pantry(オーブ フードパントリー)」を立ち上げるきっかけになりました。」
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、世界的にも日本の食文化は高く評価され、SUSHI(寿司)やSAKE(酒)、ONIGIRI(おにぎり)、HAKKO(発酵)などは大きなムーブメントになっています。その一方で、フードデリバリーサービスの台頭やヴィーガン、ベジタリアンなど食の嗜好性の多様化、チルド・冷凍食品市場の伸長など、日本人の食生活は近年急速に多様化が進んでいます。また、伝統的な食産業では働き手不足や原料不足、物価高騰などの危機に瀕し、続けていくことさえ困難な場合もあります。
AuBは、この新ブランドを通じて、日本の素晴らしい食文化や、作り手の方々の想いに目を向け、その魅力を守り、未来へと紡いでいく役割を少しでも担いたいと思っています。
発酵×菌の力で、腸内から整える調味料たち
「aub food pantry」で注目すべきは、菌が“生きている”ということ。
おなかのための甕(かめ)仕込みにごり酢:長時間の醸造と熟成を必要とする日本古来の製法「静置発酵」でつくった「お酢」。ろ過や加熱を行わない「にごり酢」なので、多くの市販品には入らない「酢酸菌」が生きているのが特徴。最近の研究で「酢酸菌」には、免疫機能のバランスを整える効果があるとも言われています。ドレッシング代わりにサラダにかければ、素材の味が引き立ち、さっぱりとしたおいしさが楽しめます。(税込2,490円/200ml)
おなかのためのもち米シロップ:国産の「もち米」と「大麦麦芽」だけでつくった、自然由来の「シロップ」。“米シロップ”は、「もち米」に含まれる「でんぷん」を、麦芽の「酵素」によって「ブドウ糖」や「マルトース」に分解する工程(=糖化)を経てつくられます。一般的な白砂糖と比べて、腸内環境が乱れる原因となる果糖(フルクトース)が少ないため、腸に優しいのが特徴。自然な甘みも持ち合わせているので、砂糖の代替として各種料理に使えば、日々の食事を“腸活料理”にかえることができます。また、コーヒーやアイスティーのガムシロップ、ヨーグルトやシリアルにかける蜂蜜の代わりにもオススメです。蜂蜜とは異なるので、小さなお子様にも安心して使えます。(2個セットで税込1,990円/1個220g)
おなかのための糀ソルト:岩手県産「あきたこまち」と「ひとめぼれ」の「米糀こうじ)」と、「天日結晶塩」のみでつくる「発酵調味料」。「糀(=米麹)」に含まれる30種類以上の「酵素」を生きた状態で調味料にするため、製造工程で60度以上の加熱処理をしていません。糀菌由来の生きた「酵素」が消化を助け、腸内の「善玉菌」を増やすので、免疫力アップに。まろやかな塩味とうまみで、料理全般に幅広く使っていただけます。(税込990円/100g)
おなかのための糀が入ったお醤油:通常1回の発酵過程を二度繰り返すことで、より濃厚なうまみと香りを引き出した「醤油」。冷ややっこなどにそのままかけて食べるだけでもOK。(2本セットで税込1,490円/1本340ml)
おなかのための甘糀みそ:「大豆」に対して「米糀」を1.2倍(=12割)使った「12割糀味噌(じゅうにわりこうじみそ)」。その名の通り、一般的な「味噌」より多く「米糀」を使っているのが特徴。「糀」はうまみ成分を含むので、お湯を注ぐだけで簡単にお味噌汁が完成します。出汁(だし)をとらなくてもおいしく仕上がるので、忙しい朝にも重宝します。(2個セットで税込1,290円/1個300g)
また、毎日のごはんにプラスできる腸活アイテムもラインナップ!
おなかのためのごはんに足すだけオーツ麦:食物繊維たっぷりで、腸の“土台”を整える。オーツ麦とご飯を一緒に炊けるようにするために、国内で最適な厚みに加工した“炊飯用オーツ麦”。「オーツ麦」は、消化のスピードを示すグリセミックインデックス(GI値)が比較的低いため、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できる。(3個セットで税込2,990円/1個400g)
はらもちあまざけ:一般的に用いる「砂糖」や「かけ米」を使わず、「米糀」だけで作るアルコール度数0.00%の「甘酒」。すっきりとした味わいで、ブレンドした「もち麦(大麦)」のプチプチとした食感も楽しめます。「もち麦」は、体内で消化されずに腸まで届く水溶性食物繊維「β-グルカン」を豊富に含みます。その水溶性食物繊維が、腸内の「善玉菌」を増やして、便通を整えるとともに、腸の免疫細胞に働きかけて、免疫力の向上をサポート。(8本セットで税込3,990円/1本350ml)
桃のやすみじかん:福島県の大野農園で採れた桃の果汁に、「米糀」を合わせてつくった、桃の優しい甘みがふんわり広がる甘酒。「ブドウ糖」や「必須アミノ酸」「ビタミンB群」が多く含まれているため、疲労回復や栄養補給におすすめ。(8本セットで税込2,990円/1本350ml)
腸活は「続けられること」が一番大事
AuB代表で元プロサッカー選手の鈴木啓太氏は、現役時代の経験から「腸を整えること」がパフォーマンスの維持に直結することを体感。「サプリや特別な食材よりも、毎日の調味料にこそ腸活のカギがある」と語ります。日々使う調味料を少し置き換えるだけなら、面倒な準備もなく、誰でも無理なく続けられるのがポイントです。
腸活調味料の取り入れ方【簡単3ステップ】
- 置き換えるだけでOK
- 塩→こうじソルト、酢→にごり酢など、普段の調味料をそのままシフト。
- 調理せずに“かけるだけ”も可
- サラダや冷奴にかけるだけでも、酵素や菌をしっかり摂取。
- ストックしておくと習慣化しやすい
- 常温保存可能な商品や冷蔵パウチを活用して、冷蔵庫に常備。
まとめ|美味しく食べて、腸から整う毎日へ
腸活調味料は、ただの“健康志向”ではありません。それは、美味しく・手軽に・無理なく続けられる、現代人にとって最もリアルな「腸活のかたち」。AuBの「aub food pantry」は、菌や食物繊維といった科学的アプローチと、誰もが使いやすい商品設計が融合した、まさに次世代の腸活調味料ブランド。“さしすせそ”を変えるだけで、身体はもっと軽く、心も前向きになるかもしれません。
https://aubstore.com/collections/food