「物流2024年問題」についての認知と問題意識について

公開日: 2024.5.29

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VEGAN’S LIFE編集部では、「物流2024年問題に関する意識調査」を行いました。物流2024年問題の認知について、問題を知ったきっかけ、自身がおこなっている対策、問題についての印象、企業が「物流2024年問題」に対して積極的に取り組むことについてどのように思うか、問題解決のために重要だと思うことなどについて伺いました。


【調査概要】
調査実施時期:2024年5月17日~5月26日
回答者数:108人
手法:インターネット調査(VEGAN’S LIFE・Instagram)

【サマリー】「物流2024年問題」に関する意識調査

「物流2024年問題」について、回答者の91.4%の方が「問題である」と感じている。

「物流2024問題」についての認知について

知っている54.6%。内容も知らない、聞いたことがない人24.1%

「物流2024年問題」を知ったきっかけ<TOP3>

1位:「テレビ」53人(37.3%)
2位:「ニュース記事」31人(21.8%)
3位:「新聞」13人(9.2%)

「物流2024年問題」の解決のための対策で自身ができること<TOP3>

1位:「自分が1回で受け取れる日時/場所を指定している」52人(24.2%)
2位:「宅配ボックス/置き配を利用している」35人(16.3%)
3位:「配達状況の通知アプリを使用している」34人(15.8%)

企業が「物流2024年問題」に取り込む姿勢について感じること<TOP3>

1位:「配慮しない企業が悪いとは思わないが、配慮している企業は先進的で好印象である」35人(42.7%)
2位:「義務とまでは言わないものの、配慮されない企業があれば非難されて当然だと思う」24人(29.3%)
3位:「義務であると思う」18人(22%)

「物流2024年問題」解決のために、重要だと思うもの・こと<TOP3>

1位:「個人の取り組み(自分を含む)」64人(32.2%)
2位:「国(政府)の取り組み」52人(26.1%)
3位:「企業の大規模な活動・取り組み」50人(25.1%)

「物流2024年問題」についての認知について

「「物流2024年問題」について知っていますか。最も当てはまるものを1つ選択してください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。

知っている人54.6%。内容も知らない、聞いたことがない人24.1%

「説明できるほどではないが、一応内容まで知っている」37人(34.3%)
「内容も知らないし、聞いたこともない」26人(24.1%)
「聞いたことがある程度」23人(21.3%)
簡単な内容なら説明できるくらい知っている」17人(15.7%)
「内容を詳しく説明できるくらい知っている」5人(4.6%)

「物流2024年問題」を知ったきっかけについて

「「物流2024年問題」について知ったきっかけを教えてください。あてはまるもの全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。



1位:「テレビ」53人(37.3%)
2位:「ニュース記事」31人(21.8%)
3位:「新聞」13人(9.2%)
4位:「報道機関や報道機関のSNS」12人(8.5%)
5位:「勤務先の業務」10人(7%)
6位:「ラジオ」6人(4.2%)
7位:「雑誌」5人(3.5%)
7位:「知人のSNS」5人(3.5%)
7位:「ライフスタイルメディア」5人(3.5%)
10位:「交通広告」1人(0.7%)
11位:「その他」1人(0.7%)

「その他」:父が物流業界で長く勤めているため

「物流2024年問題」の解決のための対策で自身ができることについて

「「物流2024年問題」について何か対策をしていますか。あてはまるも全てにチェックしてください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


1位:「自分が1回で受け取れる日時/場所を指定している」52人(24.2%)
2位:「宅配ボックス/置き配を利用している」35人(16.3%)
3位:「配達状況の通知アプリを使用している」34人(15.8%)
4位:「送り先の住所を正しく記載するようにしている」26人(12.1%)
5位:「まとめ買いで配達回数を減らしている」21人(9.8%)
6位:「相手が1回で受け取れる日時や場初を確認して送っている」17人(7.9%)
7位:「急ぎ便は状況に応じて使い分けをしている」10人(4.7%)
8位:「特に対策していない」8人(3.7%)
9位:「コンビニ受け取りを活用している」7人(3.3%)
10位:「その他」3人(1.4%)
11位:「街中にある宅配ロッカーを活用している」2人(0.9%)

「その他」には以下の回答がありました。

  • いつも宅配してくださる方が決まっているので不在時は宅配ポストに勝手に入れてもらってOKと伝え携帯の番号を教えています!(旦那さんの。)
  • 送料無料の商品はよく考えて買う
  • 配達所に自分で取りにいく


「物流2024年問題」についての印象について

「「物流2024年問題」についてどのような印象を持っていますか。」と伺ったところ、以下の結果となりました。

回答者の91.4%の方が「問題である」と感じている。

企業が「物流2024年問題」に取り込む姿勢について感じること

「企業が「物流2024年問題」に対して積極的に取り組むことについてあなたの感覚に近いものをお選びください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。


「配慮しない企業が悪いとは思わないが、配慮している企業は先進的で好印象である」35人(42.7%)
「義務とまでは言わないものの、配慮されない企業があれば非難されて当然だと思う」24人(29.3%)
「義務であると思う」18人(22%)
「取り組む余裕のある企業だけが行えばよいと思う」3人(3.7%)
「企業は先ずはビジネスに専念すれば良いと思う」1人(1.2%)
「その他」1人(1.2%)

「その他」には以下の回答がありました。
・取り組みはいいと思う。ただ働いてる人たちが そのぶんお金をもらえる仕組みにならないと 食べていけなくなる

「物流2024年問題」解決のために、重要だと思うもの・ことについて

「「物流2024年問題」解決のために、重要だと思うものを3つ選択してください。」と伺ったところ、以下の結果となりました。



1位:「個人の取り組み(自分を含む)」64人(32.2%)
2位:「国(政府)の取り組み」52人(26.1%)
3位:「企業の大規模な活動・取り組み」50人(25.1%)
4位:「地方自治体の取り組み」22人(11.1%)
5位:「わからない」4人(2%)
6位:「有名人/著名人の活動」3人(1.5%)
7位:「教育現場での取り組み」2人(1%)
8位:「NPOなどの市民団体の活動」1人(0.5%)
8位:「NGOなどの国際団体の活動」1人(0.5%)

回答者の年代について


「30~34歳」20人(18.5%)
「25~29歳」16人(14.8%)
「40~44歳」15人(13.9%)
「35~39歳」13人(12%)
「50~54歳」11人(10.2%)
「45~49歳」10人(9.3%)
「60~64歳」7人(6.5%)
「55~59歳」5人(4.6%)
「20~24歳」5人(4.6%)
「65~69歳」3人(2.8%)
「70歳~」2人(1.9%)
「~19歳」1人(0.9%)

回答者の婚姻状況について


「未婚」51人(47.2%)
「既婚」49人(45.4%)
「離別・死別し現在は独身」8人(7.4%)

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