屋上ガーデンから始まるサステナブルな未来 ― 代官山の新しいヴィーガンカフェ「TENOHA代官山」
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洗練されたセレクトショップやカフェが集まる代官山エリアに、今、多くの人々が注目する新しいスポットが誕生しました。2025年秋、TENOHA代官山のカフェが全面リニューアルを遂げ、「屋上ガーデンを活かしたサステナブルなヴィーガンカフェ」として生まれ変わりました。
代官山といえば感度の高い人々が集う街。そんな場所に、屋上の緑とヴィーガンという二つのテーマを融合させたカフェが登場したことは、単なるグルメのトレンドを超え、ライフスタイル全体に新しい提案を投げかけています。
ヴィーガンカフェ代官山のユニークなスタイル
このヴィーガンカフェ代官山「TENOHA代官山」の最大の特徴は、時間帯によって異なるブランドが展開される点です。朝から夜まで、訪れる時間によって全く違った顔を見せてくれます。
朝食帯 Vegan onigiri 「onigreen」
国産米と規格外野菜を使ったカラフルなおにぎりを提供。見た目の華やかさと栄養バランスを兼ね備え、朝から心と身体を満たしてくれます。
・営業時間:AM8:00 – 10:00
・場所 :TENOHA棟 入口
昼帯 Vegan udon 「KiMiDoRi」
国産小麦と旬の野菜を組み合わせた創作うどん。和の伝統をベースにしながらもヴィーガン対応で、ヘルシーかつ新鮮な食体験を。
・営業時間:AM11:00 – 13:30
・場所 :TENOHA棟内
カフェ帯 Vegan food & sweets 「CIRTY CAFE」
屋上ガーデンで育てたハーブやエディブルフラワーをふんだんに使用。白砂糖不使用、無添加のドリンクやスイーツは、身体にも環境にも優しい選択肢。
・営業時間:13:30-17:00
・場所 :TENOHA棟内
夜帯 立ち飲み Bar 「take five」
仕事帰りや一日の終わりに立ち寄れる立ち飲みバー。自然派ワインやクラフトドリンクとともに、気軽に語らう時間を楽しめます。
・営業時間:17:30-23:00
・場所 :TENOHA棟内
このように、一日のリズムに合わせて展開される多様なコンセプトは、代官山という街に訪れる人々のニーズにぴったりですね。
屋上ガーデンがもたらす循環型の仕組み
ヴィーガンカフェ代官山「TENOHA代官山」を語る上で欠かせないのが、屋上に広がるガーデンの存在。ここではミントやレモングラス、バジルなどのハーブ、さらにはエディブルフラワーが栽培され、日々のメニューに取り入れられています。
さらに、調理過程で出る野菜くずや生ごみはコンポストで堆肥化され、再び屋上の土壌に還元。まさに「店産店消」と言える循環が実現されている。この取り組みは単に環境に優しいだけではありません。訪れる人にとっては、ガーデンを眺めながら味わうドリンクやスイーツに“物語”が加わり、より豊かな食体験へ。
サステナブルなメニューの魅力
このヴィーガンカフェ代官山で提供されるメニューには、随所にサステナブルな工夫が見られます。
ロス野菜や規格外野菜の活用
まだ食べられるのに市場に出回らない食材を有効活用し、フードロス削減に貢献。
無添加・化学調味料不使用
自然な味わいを引き出す調理法にこだわり、安心して口にできるメニューを実現。
上白糖不使用
身体への負担を考慮し、代替甘味料や自然な素材を活用。
屋上ガーデン産のハーブや花
香り豊かなハーブティーや、彩りを添える食用花で、他にはないオリジナルの味と体験を提供。
これらの工夫は、食べることそのものを「未来につながる選択」へと変えてくれます。
地域と共に歩むTENOHA代官山
代官山という立地は、国内外の観光客から地元住民まで幅広い人々が行き交う場。ヴィーガンカフェ代官山「TENOHA代官山」では、地域の農家と連携した食材調達や、屋上ガーデンを活用したワークショップ、トークイベントなども視野に入れているそう。「食べる」だけにとどまらず、学びや体験を通じて人と自然をつなげる拠点としての役割も担っていくでしょう。
未来を見据えた代官山の新しい象徴
今回のリニューアルを経て誕生した「TENOHA代官山」は、サステナビリティを体現する都市型オアシスです。屋上ガーデンでの循環型の取り組み、身体に優しい無添加メニュー、そして時間帯ごとに変化する多様なスタイル。
ここには「美味しいヴィーガン料理を楽しむことが、地球環境を守る一歩になる」というメッセージが込められています。代官山から発信されるこの新しいカフェは、未来のライフスタイルを象徴する場所として、これからますます注目を集めていくはずです。
<TENOHA代官山>
所在地:東京都渋谷区代官山町 344-1
定休日:毎週水曜(祝日は営業)
※全面イベント貸し出しの際は休業となります。